だいぶ前に右目を手術した話

※若干、手術の話してるので想像してしまう人はご注意ください

若年性の白内障とかそんなこと言われた気がする。
2020年の秋冬頃にぼやーっとなんかずっと目が霞むなぁくらいで、しばらく目を凝らしたりしたら正常に見え方が戻りました。

だったのですが、
12月あたりから急に右目だけにずっとラップが張り付いた感じが広がったまま収まらず。
12月に名古屋のちんまりした眼科にかかって白内障だね、手術だね、なんてあっけらかんに言われたけど引っ越しも決まってたしなんかそこの先生のとおりにするのはわりと癪に障ったのでそのまま放置。
こっちの不安にぜんぜん寄り添ってくれない老先生やったし。。。

まぁ環境のせいかなと、どうせ引っ越しするし、とそんなことをのうてんきに考えながら引っ越しをし、ずるずると5月くらいまでいたのですがやっぱりおかしい。

ぜんっぜん見えん!

熊本に引っ越してすぐだったのでやっぱり病院とかもわからず調べに調べて電車でちょい先にあるところにお世話になることにしました。
おなじみ視力の検査から、目に風を吹きかけたり、なんか色を見たり、レントゲンみたいなのだったり、なんか色々やった。
痛いことは特になかったと思います。
で、やっぱり「白内障」でした。
白内障、つまりタンパク質が変質してしまってもうどうにも戻らない状態。
卵の白身に熱を通したらもう透明にならないでしょ?って言われてまぁ…納得。

そして6月の手術が決まる。
何度か通い、手術の準備のための目薬も定期的にさしてねーなんて言われて。

わりと不安がってたので、手術の手順も説明してもらいました。
目の端に切れ込みを入れて、そこから変質したタンパク質を吸い取る。
吸い取ったあとのところに調整用のレンズを入れる。
そのレンズも色々種類があるらしく、単焦点レンズ(一般的・安い)、多焦点レンズ(ピントを合わせやすい、高い)、あと乱視用のもあるみたいで。
具体的に単焦点が4万くらいで、多焦点が20万とか30万くらいだったかな。
あと職業上重要なのが色味。
健康な状態より若干茶色がかってるけど、全体的に色の調整や夜のときの光の見え方が良いこと、もともと近視なので調整しやすいのも単焦点であること、あと安いこと、ということで今の右目には単焦点レンズが入っています。

1ヶ月位の準備期間を経て、とうとう手術の日。
事前に説明あったにもかかわらずやっぱり怖い。
手術中、器具などは見えなかったけれど目の意識はずっとあって、色がぐるぐるした感じでずっとうつってました。
痛みは…なかったとおもう。
なにぶん半年以上前のことなので。

普通は両目が白内障になるから、
両目手術して見えないから近くのホテルに泊まるか、
タクシーや身内の送迎車でお願いしますってことでしたが、いかんせん私は一人暮らしの車なし。
意地で電車乗って帰りました。(看護師さんには階段危ないからと散々注意された…)
しばらく眼帯つけて、病院にも通い、
1,2週間してようやく眼帯外し。

今でも若干、右と左の距離感で戸惑うこともありますし、
何より久しぶりに絵を描くとなってから、
紙に顔を近づけすぎると逆にぜんっぜん見えない!ってことになったりして、
こういう不便もあるんだな~なんてのんきに考えてます。
自分の右目が人工物なんだなーと、ふと感慨にふけったりして。
もう目の手術なんてやりたくないけど、
「どうせみんな白内障になるからー」っていう看護師さんの言葉が忘れられない。。

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