なんか変だよね

本日は2月2日。新型コロナによる緊急事態宣言も2月7日から3月7日までの延長が決定した。年末から陽性者が増えて、まだまだ先が見えないからだというんだけど、そうかなあ、という気がしてしまう。

陽性者の数は年末から増加し、1月下旬頃にピークを迎え、現在は着々と減っている。これって、例年のインフルエンザの患者の増え方・減り方と似ていませんかねえ。学者や評論家、新聞テレビは「Go to イート」「Go to トラベル」が引き金になった、と盛んに政府を責め立てているけれど、そういうのとは関係なく、毎年やってくる冬の感染期に陽性者が増えて、自然に収まっていっているように見えるんだけどね。

誰かを悪者にしたい、という風潮はないだろうか、と勘ぐってしまう。いや、べつに、政府が正しかったなんていってはいないですよ。要は、どんな政策を打ち立てても、自然の摂理にはなかなか対抗できないんじゃないのかな、と思うんだよね。

なことをいうと、台湾やニュージーランドは成功した、という声が聞こえてきそうだ。まあ、海に浮かぶ国で、国交を断つことができたから、ウィルスの蔓延を防げたことは事実だと思う。日本も島国だから、その点では有利だったよね。なんてことをいうと、水際作戦できなかったじゃないか、という反論がまたまた聞こえそうだけど、たぶん経済を回すために完全鎖国をしなかったんじゃないのかな。では、完全鎖国をしてたらどうなっていたか。ということを、あまり人は語らないけど、どうなっていたんだろうね。

ところで、台湾やニュージーランドが大成功、なのかというと、ちょっと疑問はある。なぜなら、ともに新型コロナへの抵抗力をつけなかったのだから。一方で多くの国は、犠牲を払いつつ、抵抗力をつけていった。近い将来、多くの国が門戸を開いて自由に往来できるようになったとき、台湾やニュージーランドはどうなるんだろう? 抵抗力がない状態で、はたして大丈夫なんだろうか? 数年遅れでパンデミックが広がったりしないのだろうか? ちょっと心配になってしまう。

こういう疑問は、あまり世の中では多く語られない。それでいいのかねえ。新型コロナは、政治利用されてはいませんか。あるいは、コロナ利権のようなものが生まれていて、ここで一発大儲け、のためにコロナは脅威、が過剰に語られてはいないだろうかしらん。

ワクチンについても、打つべきだという人と、怖いから嫌だ、という人がいたりする。もちろん、圧倒的多数は、打つべき、なんだろう。副作用も、あっても少ないとはいわれているし。とはいえ、通常のワクチンがもっと長い期間かけてつくられるのに比べ、あまりにも急いでつくられたのも事実で。この状態で接種するのは、人類すべてが参加する治験を行うようなもんだよね。もしかしたら、犠牲がでるのは覚悟の上でスタートし、修正していく腹づもりなのではないのかと疑ってしまう。医療関係者も、かなりの割合で「私は打たない」といっているというような報道もあったよね。なのに、打つべき、という人の根拠と責任は、どこにあるんだろう。まあ、なかには、割り込んだりコネを使ってまで先に打ちたいという人もいるそうだから、世の中よくわからない。ワクチンが完成し、打ったとしても、それで新型コロナはなくなるわけじゃないし。だって、インフルエンザワクチンは毎年登場してくるじゃないですか。ちゃんとしたワクチンがあっても、インフルエンザはなくならない。なんだから、コロナが克服されるわけはない、と思う。

それと「ワクチンには副作用がつきものだから多少の犠牲はしょうがない」と切って捨てているのも気になるところ。だってそう主張する人は決して「集団免疫のためにはコロナによる犠牲はしょうがない」とは言わないし、「何が何でも命を救わなければ」と思っているんだから。なんか、矛盾してませんかね。

なんだかんだ、いろいろあるけど、集団ヒステリーは、まだまだ終わりそうもない感じですね。


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