10/20 かぶ1000さんがツイキャスで語ってくれた話のまとめ(2/2) 買いの基準について

続きです。こちらは簡易版なので、特に制限なく無料で公開します。


かぶ1000さんの買いの基準について:自分で分析して「PMV」を設定しそれより4割安かったら買う


1:自分はせどり(価値ある中古品を安く買って、さらに高い価格で転売する)から株をスタートしたから株式取引もせどりの感覚でトレードしている

2:「自分の見立て」を磨いて、「その見立てより明らかに安い」物を買う。

※割安というのはPERが低いとかPBRが低いとか、営業利益の10倍より低いということではない。この部分は井村さんの話を確認してください



・企業を買う前に自分で企業を分析して、「自分なりに企業の時価総額を算定」する。これをプライベートマーケットバリュー(PMV)と呼ぶ。「PMVより4割安い」企業に投資する。

・4割までのドローダウンは覚悟しているので、自分の企業価値の見立てが間違っていない限り相場の影響は気にしない。 むしろ2割くらいドローダウンしてきたら喜んで買い増しする。


損切りするパターンは2つだけ

・損切りをするパターンは2つだけ
「1:自分の想定する企業価値が変化した時」
「2:より良いと思った銘柄への乗り換えるとき」

・値段を気にする暇があったらもっといい銘柄を探せばいい。  
・日々の株価が気になっちゃうような銘柄を、値段が気になっちゃう価格で買ってる時点でもうバリュー投資ではない

・ただし、自分の銘柄には順位付けをしていて、新しく買いたい銘柄と順位の低い株の入れ替えを常に検討する。この時は利益が出ていなくても買い替えという形で損切りをすることはある。

しかし損が出ているから売るわけではない


かぶ1000さんのポートフォリオ戦略について:分散しすぎない。資産が1000万円なら5銘柄くらいに絞る

分散しすぎない。分散しすぎるくらいならインデックスで良い。

・自分がやっているのは単なるバリュー投資ではない。 変動率を下げながらいかにパフォーマンスを上げるかも考えている。分散しすぎるのは自信のなさの現れであり、集中させられないなら分析が足りない。

・1000万円なら5銘柄くらい。  最初は5銘柄均等でも良い、だが、より伸びる銘柄に寄せていけるようにする。


・まずはバリュー株を買うのは当たり前で、そこからポートフォリオ戦略までやってるから 今年も年初来で40%の利益を生み出せている。

・ただ、似たようなことはインデックスもやっている。個別株投資をやっている人でインデックス投資をナメている人がいるが自分がやっている投資法にインデックス投資より優位性がないなら  インデックス投資をやったほうが良い。貴重な人生は別のことに時間を使ったほうが良い。

かぶ1000さんが推奨する勉強方法について

・四季報は一周目は企業を知るために読む。二周めは変化を知るために読む。一周しか読まないで十分と言ってる人(中田Bさん)は価値がわかってない

・「全く変わる要素がない悪い」はもう手を出してはいけない
 「変わる要素がある悪い」こそチェックが必要。  
 その変化を見るためにこそ四季報を見る。  

・四季報を一度読んで企業について基礎的な情報を知ってるのは知っているのは大前提。そこから四季報をきっかけにしてカタリストを見つける。だからこそ、四季報は本当に2周目以降が大事。


・(タキヒロさんに向けて)勉強するためにコミュニティに参加しようとするのは悪くないが、できればコミュニティは自分で作ったほうが良い。

・多くの人に見られる必要はないから、自分の考えや分析は発信をしてみよう。自分の言葉でアウトプットするというのは勇気がいること。 他人の目を気にしながらそれを繰り返すことで成長していく。

・アウトプットする際は途中までではなく結論までちゃんと言い切る。  ふわっとした「なんとなくいいと思う」みたいなのはアウトプットとしては不合格。


再び井村さんを引用しますが、コレを繰り返すことで、自分の中で「解像度を上げていく」ということが大事。





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