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【個人投資家研究所】004 yamaさん&なごちょうさん

17年来の友人というyamaさんとなごちょうさん。

実はトレードスタイルはちがっていて、yamaさんは成長株3~4銘柄に集中投資(最近はバリュー株勉強中だそうです)、なごちょうさんは217銘柄に長期分散投資というスタイル。


現状はなごちょうさんの「いつものスクリーニング」でヒットする株が減ってきた

・PER10倍以下&PBR0.7倍以下
・売上高営業利益率が10%以上が2期連続
・自己資本比率70%以上
・配当利回り3%以上

これだと現状では出てくる数がかなり少なくなってしまった。



2023年のグロース株振り返り 「今年はグロース中心の人には厳しい年だった」

・今年は花形IPO銘柄が見当たらないためグロース市場の視聴率そのものが低い(去年はサンウェルズ・えにからなど)

・「成長しないバリュー株に対してリスクはあるけど成長するグロース株」という構図だったのに、今年は低PBR・PERで成長期待のある企業が多いなかで、「グロースの優位性ってなんだっけ……」となっている

・結果として信用買いで高値掴み人がゾンビのように捕まってる状態がつづいていてますます人気がなくなっている

・しんどい思いをしてグロース株の決算を当てても、バリュー株の増配などのほうが上がるので期待値ですら負けている。

むしろグロースは決算期待で買ってる人の期待で中途半端にあがって決算で上方修正がでてもいまいち反応がない状況に…

・とはいえ、ROBOT PAYMENTやINFORICHといった「サプライズ」で上昇した企業が無いこともなかった。純粋に「当たりくじが低すぎて」難易度が高い年になってしまった。

今後のグロース株について。反転はいつ頃か?

・米国利下げがいつになるかなど条件が必要なので時期は難しい

・今だと底値から上がったとしてもそれ以上の上昇が見込みにくい。(買う人がそれほどいないのに、信用買いで損してた人がある程度あがったら売ってくる)

・なので、グロースV字回復みたいなのを期待している人がいるならば「そうはならんやろ」に終わる可能性がある。

・とはいえ「バリューの宴」が終わって相対的に地位が上がってくる可能性はあるか? → なごちょうさん「まだぜんぜん高値圏」「でも今回は四季報でグロース株のところを飛ばさず読んでいる」

ちなみになごちょうさんでも期待して持っているグロース株はMCJ、マークラインズだそうです。


おまけ ANYCOLORについて

業績がいいのに株価はいまいち。それというのも、信用買いがいまグロースで一番多くなってしまっている。

この需給が改善されるまで、なんとも言えない。

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