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マンガでわかる株のキホン3巻

個人的には「ネリマ証券」は投資やってる人がみんな読んでほしいと思ってます。

例えばこのコマなんかを見てほしいのですがあまり入門書でこういうことを説明してくれる本ないですよね。

その時わかるかどうかはともかくとして、初心者の時に
一番重要な部分をちゃんと語ってくれているのはすごく大事だと思うのです

なので勉強会とかオフ会参加する時に毎回持っていって「みんなも試しに読んでー」ってやってるんですが、なかなか広まっていかないので悲しいです(´;ω;`)

でもほんとにいい本だから読んでほしいな、というところで3巻が発売したのでまず自分がよみまショウ。

改めて思うんですが、この本、マンガ形式でとっても読みやすいのですが「わかりやすい」かというと意外とそうでもない。 ちゃんとじっくり読んで考える必要がある作品なんですよね。

私はむしろそう言うところが好みなんですが、難しいと感じる人もいるような気がする。なのでちょいちょい付け足しながら読んでいきましょう。



17話 「株はいつ売ればいいの?」

について、この漫画ではこのように描いています。
まずはこれを基礎として覚えておきたいです。

ただ、原則はその通りなのですが実際は違います。何が違うかと言うと、市場はすべての材料を瞬時に折り込むことはできないということですね。

なにか大きな材料や変化があった時、個人投資家と違って機関投資家は図体が大きいので、瞬間的には織り込めずタイムラグがあります。また「機関投資家が折り込むことができない材料」「機関投資家だからこそ折り込む材料」というのもあります。このあたりのタイミングと材料のズレを取りに行くのが個人投資家のお仕事になります。STFさんの講演などをきっかけに人気になっている「決算モメンタム投資」はそういう話です。

でも長期的にはこのマンガで言われていることが基礎となります。ここで大事なのは「自分がプロよりも予測が上手にできる」と思わないのであれば、プロの予想を信じたほうがずっと良いということです。

なので私は、自分が興味があって調べている途中の企業レポート読むの大好きですね。今の織り込み度合いがわかりますし。企業レポートよりも自分がなにかわかってることがあれば、すごく自信持てます。

ちなみに、この話納得できない人もいると思いますが、ちゃんと18.5話で種明かしもされています。


18話 株はいつ買うかも大事だけれどそれ以上に「続ける」ことが大事

ここがポイント。「基本的には有利なゲーム」なんですね。

パチンコや競馬や競艇とちがって長期的に見れば全体でのペイアウト率がプラスになる。他のギャンブルを知ってる人からしたら信じられないくらい有利です。

にもかかわらず負けているということは、自分の能力が足りてないのに高いリスクを取りすぎているってだけです。 競馬や麻雀で、初心者がいきなり大金賭けないですよね?でも投資だとなぜかやってしまう人がいる。それで負けてもそりゃあんたのせいでしょとしかならないです。

株というのはリスクを取らないと儲からないけれどリスクを取りすぎると損をする。でも、リスクをある程度一定に保って続けていれば長期的にプラスになるんです。結論としてはこうなりますね。

19話は今までの復習回

19話は、会長が今まで学んできたことを初心者に教え直すことで振り返るという「復習」回です。ここまで読んできた人ならリラックスして読めるはず


あえていうと、「外貨預金」の話あたりは大事。
最近金利上昇した結果、仕組みを理解せずに騙されてる人が多かったので、このあたり引っかかってる人いたら19話を読ませてあげてください。



残りの部分はツイキャスで語りますので、ツイキャスを見てくだされー。

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