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puzzlefishさんによる「ノーマル四季報と四季報プロ500」の比較

現在は鍵がかかっていないので公開します。
puzzlefishさんが鍵垢にした時はこの記事も非公開になります。

(元の文が読みにくすぎるので多少整形だけします。改変が気になる人はちゃんと確認できるように元のツイートを載せておくのでそちらで読んでください)

ノーマル四季報と四季報プロ500でどちらが良いかという議論がある。
そこで私も独断と偏見でそれぞれの評価をしてみる。

【はじめに】

最初に言っておくと、僕が四季報を通読する時は業績記事・材料記事、四季報業績予想しか見ない。 何故かというとその他の欄は別に四季報でなくてもより最新の情報が他のサイト等でも見れるから。そのことを承知の上で以下を読んでほしい。

【四季報の良いところ】
それぞれの企業の担当記者が直接取材をしているだけあって、業績記事には独自要素がある。例えば企業がリスク要因を過大視していたり、復配を検討していたりという決算短信や説明資料にはまだ出ていないような情報も稀に見つかる。また、材料記事では下期に営業力やマーケティングを強化というような文言で暗にコスト増加を匂わせているケースもある。このように文章の行間を読み取る事ができれば四季報を読む事の優位性が明らかに生じてくる。 特に、四半期毎の決算説明資料が無く決算短信しか出していないような企業についてはこれらの記事から得られるものはかなり大きいと思う。


【四季報と四季報プロ500の比較】
前置きはこれぐらいにしてここからは比較をしていく。

まずはノーマル四季報。

長所としてはやはり全銘柄が網羅されているという点。通読するとそれなりに時間はかかるけどそれだけ基礎知識や得られる物が多い。自分なりの銘柄分析の尺度を持っているならこっちで間違いないだろう。
短所としてはボリュームが辞書並みなので重いという事と基本的に白黒で文字も小さいので読みにくいという点 。

次に四季報プロ500。

長所はなんといってもとっつきやすいことだ。取り上げられている銘柄こそ500銘柄なものの、部門別の業績やその銘柄の割安性や成長性等をカラフルなグラフやレーダーチャートで表示してくれている。おかげでビジュアル的に見やすい。 また、注目の市場テーマ毎にそれらの銘柄が分類されていてまさに至れり尽くせりという印象。初心者でも読みやすいだろう。

短所としては網羅性の低さ。
500銘柄しか取り上げられていないため自分が追っている銘柄や気になる銘柄が載っていないというケースが結構な頻度である。

【総括】
総括としては自分なりの銘柄分析ができる人はノーマル四季報、まだ独自の銘柄の良し悪しの判断基準が固まっていなかったり短時間で注目されてる銘柄をさっと把握したい人は四季報プロ500という選択基準で良い。
ちなみにSBI証券(楽天証券やマネックス証券も)だと最新の四季報の内容がアプリで見れる。あえて四季報を買う必要はないかもしれない



以下はおまけのpuzzlefishさんのサンウェルズ分析まとめ。


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