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ジェミニ杯考察

どうもこんにちは、あさぎりです。

■タウラス杯振り返り

皆さんタウラス杯はどうでしたか?
僕はグレードリーグで出場しましたがスキルマッチが機能しているのか同じぐらいの力量の相手と勝負することが多く、張り合いがあって凄く楽しめました。(ということで競技場5~6に手が届いてる人はグレードリーグがオススメです。)
個人的には競技場とは違うタイプの対人戦でめちゃめちゃ面白かったと思います。

何が一番違うかって『出走する3人の内誰か一人1着になれば勝利』という点ですよね。
競技場でもそれはそうなのですが、競技場では同時にポイントを盛ることも求められるため『エースを1人据え、残り2人をサポート役に回す』といった戦い方はあまり強くありません。
逆にそれが許されるのがチャンピオンズミーティングであり、サポート役のデバフネイチャやデバフルドルフといった存在が環境初期から台頭していきました。

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そして環境のトップに居たエースが

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皆さんご存じのゴールドシップですね。
【円弧のマエストロ】に加え、自前で【下校後のスペシャリスト】という金回復スキルを積むことができ、デバフネイチャの【魅惑のささやき】の効果を受けづらい(ネイチャは差し運用のため追込のゴルシは「すぐ前のウマ娘を戸惑わせる」という【魅惑のささやき】に引っかからない)ため、ゴルシをエースに据える構築が流行りました。

今となっては直前のゴルシウィークでゴルシのピースが沢山配られたのも
「これでゴルシを強化してタウラス杯に臨んでくれよ」
という運営からのメッセージだったことが分かりますね。
また、直前で【全身全霊】を持つSSRウイニングチケットが配布されたことや、ゴルシと同じく追込であるナリタタイシンがPUされたこともタウラス杯の環境を示唆していたのかもしれません。


■ジェミニ杯の環境

ではジェミニ杯の環境はどうでしょうか。ジェミニ杯は天皇賞(春)
京都レース場、芝、3200m(長距離)、右・外、春、晴、良バ場
という条件となっています。

恐らく最初は様子見がてら誰もがゴルシを使うでしょう。
競技場長距離でトップの使用率を誇り、タウラス杯でも圧倒的な強さを見せつけ、自前でスタミナ回復スキルを持ち、補正もスタミナ20%…。
恐らくスタミナ勝負となるジェミニ杯では有力なウマ娘の一頭になることは間違い無しです。

しかし脳死でゴールドシップを使うことが本当の正解なのでしょうか?
タウラス杯でゴールドシップが強かったのは「【魅惑のささやき】【独占力】の影響を受けづらく、自前で回復スキルを持っていたので総じてデバフに強かった」からです。
ジェミニ杯は長距離なのでデバフネイチャは強力な武器の一つである【魅惑のささやき】は使えませんし、シンボリルドルフの【独占力】も同じく発動しません。
この点において他の回復スキル持ちウマ娘に対する優位性が無くなったと言えます。また同時にデバフネイチャの有用性も低くなったと言えます。

加えて3200mという距離、ためらい、けん制系スキルが流行りスピードもスタミナも可能な限り盛りたい上で、追込に必要なパワーまで盛る余裕があるでしょうか?

つまりジェミニ杯はスタミナ偏重環境の上さらにパワーを盛ることを求められる差し・追込は不利で、逃げ・先行エースが強い、というのが推論です。

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そこで注目しているのがこのウマ娘、先行スーパークリーク。
自前で金回復スキルを持ち固有も回復、スタミナ補正も10%ありデバフを受けながら3200mを走るには十分な実力を持っていそうです。
また、2つのデバフスキルで先行以下のウマ娘にデバフをばら撒くことも出来ます。【幻惑のかく乱】なんかはスピスタパワーを盛ることで精一杯で賢さが盛れていないゴールドシップなんかにぶっ刺さりそうでワクワクしますね。

それでは本当に追込や差しは今回弱いのでしょうか?実はそれがそうとも限りません。
ゴールドシップには【視界良好!異常なし!】があり【幻惑のかく乱】を相殺することが出来ますし、差しにはこんなカードがあります。

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差し限定の視野スキルである【大局観】を持つSSRメジロドーベル。
今回のイベントの配布である上に【京都レース場〇】【晴れの日〇】【差しのコツ〇】を持っています。タウラス杯前にゴルシのピースが配られたように「ジェミニ杯で使ってくれ!」という運営のメッセージがひしひしと感じ取れますね。賢さも盛れますし差し育成ではこのカードはマストな気がします。また追込もですがパワーにバフがかかる【良バ場〇】なんかも取得すれば大分戦えるのではないでしょうか。

また、差しと追込にだけ許された武器があります。

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それが【スタミナイーター】です。
「後ろの方に居ると前方の持久力をちょっと奪う」と書かれたこのスキル。
スタミナが重要なジェミニ杯で弱いわけがありません。
これが使えるのは差し・追込の大きな強みです。
加えてこのSRマンハッタンカフェというカード、【長距離直線〇】【登山家】などジェミニ杯において有用なスキルに加え、【読解力】という差し限定の【幻惑のかく乱】への解答まで持ち合わせています。

ということでジェミニ杯は【幻惑のかく乱】持ちのスーパークリークと【スタミナイーター】【視界良好!異常なし!】持ちのゴルシが殴り合うゲームになるんじゃないかな~と思っています。


■その他ジェミニ杯で有用そうなキャラ・サポート

(SSRスーパークリークやSSRファインモーションなど今更説明不要なものは除外)

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■白マックイーン
今回のジェミニ杯、長距離な上にデバフの存在で幾らスタミナがあっても足りないということで【火事場のバ鹿力】が強いのでは?とまことしやかに噂されていますが、それなら似た条件を持つ白マックの固有スキルも強いはず。金スキルも文句無しに強いですね。

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■ライスシャワー
自前金回復スキル持ちな上、【決意の直滑降】という唯一無二の坂スキル持ち。淀を愛した孤高のステイヤー。
競技場ではあまり見かけませんがスタミナデバフが蔓延するチャンピオンズミーティングにおいては根性20%は実は強くそのために作られたキャラデザインなのでは…?と期待しています。

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■マチカネフクキタル
【幻惑のかく乱】と対を成す【奇術師】を唯一所持。
固有スキルの【来ます来てます来させます!】は「お告げの力で道を切り開く」というテキストですが、前回のタウラス杯で『固有を発動したフクキタルの後ろに居たゴールドシップが、フクキタルの開いた道を駆け抜けていった』という噂を耳にしたので(真偽のほどは定かではない)、ゴルシやルドルフをエースに据える際はサポート役として有用かもしれません。

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■SSRライスシャワー
対先行デバフを3種も持つ上に坂スキル2種、【京都レース場〇】【良バ場】、前述した【火事場のバ鹿力】まで所持。まるでジェミニ杯のために生まれてきたようなカード。
今頃SSRチケゾーを交換している場合じゃないので持ってない人は早めに手に入れましょう。
余談ですが、ウマ箱2第1巻の特典であるSSRトウカイテイオーの金スキルが【火事場のバ鹿力】だったのもジェミニ杯において有用だからこれを使ってくれという運営からのメッセージだったのかもしれません。

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■SSRメジロマックイーン
【京都レース場〇】を始めとした有用そうなスキルを多く所持。
金スキルの【クールダウン】は長距離金回復スキル。

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■SSRサクラチヨノオー
スタミナカードな上、【先行のコツ】【スピードスター】を所持しており、これもジェミニ杯での先行スタミナ環境を示唆して(以下略)

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■SSRカワカミプリンセス
固有スキルとボーナスが強く、スピードと同時にパワーが盛れるのでスタミナ重視のジェミニ杯において痒いところに手が届く可能性がアリ。
「このカードをジェミニ杯で使ってくれ!」という運営の略


■まとめ

今回のジェミニ杯ですが「(レースを十分に走るステを盛れないから)廃人ゲーだ!」などと言われていますがそんなことはなく、個人的にこのウマ娘というゲーム、どこかに救済措置というか“解答”が用意されているゲームだと思っています。
大活躍しそうなゴルシやクリークは☆2ですし、マンハッタンカフェはSR、いかにも使ってくれというデザインのSSRライスシャワー、SSRメジロドーベルなんかも配布で手に入りますしね。
『配られたカードで勝負するしかない』という名言がありますが、自分が使えるカードで勝ちを模索するのは何より楽しいですね。

それでは。

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