浮気をする人間。モテるとは一体。また、クズから逃れられない人間の心理について考察してみた。
ある時、友達から「浮気するクズがなぜモテるのか」と問われた。
「女って〜」というクソデカ主語でレッテルを貼ることには些か疑問が残るが、実際身の回りでも不倫や浮気を繰り返すチンパンは痛い目を見ても繰り返している。腹立つな。
これについて色々と考えていた中での自分の解釈や考えを、数年後の俺が見た時どう思うのか。備忘録として書き残しておく事にした。
「そもそもモテる/モテない」の垣根ってなんなんじゃい。
先日、Twitterでとある数枚の写真がバズっていた。男の清潔感について、髪型や眉毛という些細なパーツを整えるだけで印象が変わるという所謂美容師ビフォーアフターだ。
そのコメント欄には「結局顔かよ」「整ったやつが芋臭かっただけ」というような醜いレスバが繰り広げていた。なんだこの地獄は。卑屈Lv100か己らは。
恋愛の話になると必ず出てくる「ただしイケメンに限る」的なミームがあるが、身の回りのモテてる奴や今回の主題である「浮気ができる人間」を見渡してみた時、必ずしもイケメンでは無いことがよく分かる。
同時に顔が整っているいて、本人が女性を避けているわけでも無いにもかかわらず恋愛に発展しない/したことがない人間もいる。
最低限の清潔感や自己投資というのは現代社会を生きる上での基本装備であって、鍋の蓋と棍棒な訳だ。それすら装備をしようとしないのであれば、そもそも土俵に立ってすらいないのだから仕方がない。
Twitterで訳の分からない妄言を垂れ流している暇があれば美容室にでも行って「俺を何とかしてくれ」って言えばかけだし冒険者くらいにはしてくれる。
それすらやらないで結局顔とか抜かすのは怠慢でしかないので、その手の人は除外した上で考察を進めよう。
閑話休題。
さて、よく取り上げられるステレオタイプのモテる人の要素は何だろう。
前述したような身長や顔面のアドバンテージを持つビジュ強のことだろうか。
他人の心の機微を察して欲しい言葉をかけれる人だろうか。
それとも富、名声、力、この世の全てを持つような海賊王のことだろうか。ちなみに俺はエースが好きだ。かっけぇんだよあの男。
ただ、これら全てがモテの本質か?と言われたら違う気がする。あくまでその本質の中のスパイスでしかないというか、恋愛をゲームで例えるなら必殺技であって、通常コマンド戦闘ではない。
じゃあお前が考えたモテる奴ってなんなんじゃいって言葉が飛んできそうだが、それは相手に対してどれだけ印象を残せるかなんじゃないかと。
ただの知り合いの1人から抜きん出て、相手と過ごした時間の中で、自分という存在をどれだけ印象に残すことが出来るか。
それだけで相手からの見え方って変わるよな。いくら海賊王でも印象に残るような人間でなければ忘れ去られるだろう。
悪い意味で残すのはどうかと思つが、記憶に残る人間である事は重要なファクターなんじゃないだろうか。
昔、バンドマンをしていた頃にある女の子に言われた言葉がある。
「ステージの上にいる君はクールでかっこいいけれど、ステージから降りて話しかけに来ると同じ人とは思えない。まるでチワワだ。」という。
これはある種のギャップだと思うが、結局は先に触れたステレオタイプのモテと同じで「記憶に残る人」でしかない。言い方は悪いが当時女の子には困らなかったが、俺は低身長で頭も馬鹿でお世辞にもイケメンとは間違っても言えない。
トーク力や清潔感等、色々と大切な下地はあれど、結局は積極的に行動しなければ相手に認識して貰うことも出来ないし、その行動の中で相手の記憶に残るような行動があって初めて相手の意識に入れるのではないだろうか。
ここまで書いていて感じたのは、人慣れ/女慣れしている男が強いという事じゃないだろうか。
女慣れしている男はそれまでの経験からどういう言葉をかければいいかを理解しているし、同時に相手を楽しませる方法を知っている。
人の懐に入り込むのが上手いと思うし、女の子に対して褒めたりすることに抵抗がない。
いわばそれは、言葉にすること自体が着地点なのではなく、その先を見据えた布石なのだろう。
飯を誘ったり、相手を褒めたりする段階で「好意があることがバレやしないか」という不安から、言葉にすることにエネルギーを使い果たしてしまう人間がいる。ぶっちゃけた話誘った時点で好意は多かれ少なかれバレるし、女慣れしていて気軽に言える男はその先でエネルギーを使うからこそ結果を出せるのではないか。
女慣れしている男が必ずしも浮気するとは思わないが、浮気するからには相手の信頼を踏みにじる訳であって、それでも言いくるめられる/他の女を捕まえれるという慢心と驕りがあるからこそ、超えちゃいけないラインを無視できるんだなと妙に納得した自分がいる。君はどう思うだろうか。
これを踏まえて前述の「顔はいいけどモテない男」のことを見るとただ慣れてないの一言に尽きる。喋れないし、喋ろうともしない。
本人が望んでそうしているなら構わないのだが、恋愛したいと言いつつもアクションを起こさなければそりゃあ何も変わらないわな。
勇気出して「久しぶり!」とかLINEしてみても「誰だお前」ってなるのがオチだ。おお勇者よ忘れられてしまったのか....。
結論、浮気するクズは性格終わってんのになんでモテるの?なんで引っかかんの?
先に書いた通りですよね。
浮気するヤツってそんだけ貪欲なわけじゃないですか。
「あぁ〜〜!!!オレ彼女いるけど、あの女をどうしてもモノにしてぇ!!!」っていう葛藤があるかどうかは別としても、行動を起こしてなければ浮気も出来ないわけで。
そういう点で言えば、他人の気持ちを踏みにじれる浮気を行える人って、それだけ自己愛も強いと思うんですけど、なにより最強の武器なのが「貪欲」だと思うんです。
貪欲さをエネルギーとして行動を起こせるからこそ浮気が出来るし、行動が起こせるからこそ結果が着いてくる。
そういう点で言えば、発端となったLINEをくれた友達は出だしの時点でクズに負けてるわけになる。
.........めちゃくちゃ酷いこと言ってんな。ごめんマイフレンド🥹
結論、モテって先天的なものでも無ければ、心の持ちようの側面も結構ある訳だ。
ってことは、この結論に至った僕は明日からモッテモテですね。
これを読んでる女性がいるかは分かりませんが、僕現在フリーなのでTwitterのDMお待ちしてます。
ガンガン来てくださいガンガン。24時間体制でEveryday welcome対応しています。
我ながらガツガツしててしんどいなコレ。
さて、女慣れしている男について女友達に話すと微妙そうな反応がよくかえってくる。
にも関わらず彼らはイビルジョーの如く食い荒らすし、女の子の1部がジャギィのように大人しく捕食されている光景を見たことがないだろうか。
結論、女慣れしている男は楽しいのだと思う。彼らは欲しい言葉が分かっているし、下心を全面に出さずそういった言葉をあっけらかんと伝えてくる。
誘うだけで全力の男と違って、誘った先で全力だからこそ当日は盛り上がるだろうし、誘うなんてことはただのフック程度にしか思っていないだろう。
その段階で相手から満更でもないようにに思われていれば刺さるし、その逆の場合彼らは潔く身を引く。
というか、見ている限りフックより前のジャブの段階での相手の気持ちの見極めや間合いの取り方が巧みだからこそ「なんとかなる」という自信がある。
そしてその自信はそれまでの人生でのトライアンドエラーから来ているだろうし、失敗を恐れて尻込みしてしまった人間に勝ち目なんかないんだなとよく分かる。
そうなると結局、女慣れしている男と、女慣れしていない男だと過ごして楽しいのはやっぱり前者な訳だ。
慣れている男だと浮気するんじゃないか、他の人にも同じようなことを言っているんじゃないかという不安を抱きつつも、彼らは巧みだ。そこさえもカバーしてしまう。
相手が欲しい言葉、優しい言葉、甘い言葉で巧みに演出して、俺は君が思っているような男と違うよという印象を植え付けていく。だからこそ引っかかるだろうし、女慣れしつつも悪意を持っている男なら騙してくるだろう。
それだけ、相手を楽しませるという事において強い人間は世渡りが上手い。
前職の営業マンがある時駅前でナンパしているのを見た。それを指摘すると彼は「営業の練習ですw」と言っていたが、営業マンにモテるやつが多いのも対人スキルと、第一印象で悪く思われないための身だしなみを心得ているからだというのがよく分かる。唯一の営業マンだったあの先輩はシゴデキでもあったが、恋愛でもそれが活きていた。顔はフリーザみたいなのに。
さすが百戦錬磨の男。俺も見習いたい。
結局何が言いたいんだって話になってしまった。文章構成力を磨きたいと思うが、この時点で3600字を突破している。
人に何かを伝えるという点で俺はまだまだだなと実感すると同時に、話の長い男なのだとよく分かる。
noteが俺に無言の圧力をかけてきている気がしてならない。「お前はトーク力が足りないぞ」と。
1つ、自分のこれからの課題が見えた気がするので暇つぶしにnoteを書きつつ俺もトライアンドエラーをしていかなければならないな....。
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