「おもしろい」とは心変わりすること

いつも、いつも「おもしろい」ことを探しています。

最近気づいたのは、「おもしろい」って「心変わり」することなんじゃないかということです。

小説『神よ憐れみたまえ』(小池真理子)では、

主人公の黒沢百々子は、自分の両親を殺害した男を「怒り」「憤る」だけでなく、そこに「愛情」を見出します。思考していくことで、感情が変化していくんです。

映画『最高の人生のはじめ方』では、

主人公の書けなくなった作家が、少女に小説の書き方(見えないものを見ようとするんだよ)を教えながら、自らも書けるようになっていきます。

人に出会い、経験を積んでいくことで、人が変化していく。

それはたとえ予想がつく範囲のことであっても、「かわれる」喜び、

今ここにはない「在り方」に感動をするんだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?