うぜぇ妹

こう思われていても全く仕方ないことだと思います(笑) 弟、妹がいた方が読まれたらきっとこのウザさには耐えられないことでしょう。

小学校低学年の頃、兄が同級生と遊んでいたらついて行っていました。
弟だったらまだ分かるんですが、今思い返すと友達の方も嫌だっただろうなぁ…と。

部屋に5、6人の友達とファミコンで盛り上がってるところに平気で中に入って行っていました。ありえないです、自分。

自分の友達と遊べ!
と過去の自分に言いたいのですが、あまり友達が多くなかったのと自分から誘えなかったなのもあります。引っ込み思案だった割には3つ上のお兄さんたちの中に入っていく変な度胸がありました。

ある日、兄が物置の整理をしながら大笑いしていたのでどうしたのかと見ると昔の作文が出てきてそのタイトルがなんと「妹なんかいらない」でした。

わたしは当時あまりのショックに泣き散らかしましたが、その作文には言うまでもなく納得しています。どこへ行くにもつきまとってくる妹、うざかったよなぁ兄よ。

赤字で先生からのコメントで「ケンカしていたのかな?」と書かれた文字が異様に綺麗だったのも鮮明に覚えています。

「入ってくるな!」

「ついてくるな!」

とは勿論、何度も言われました。

ところが力で強制的に押いだされたり、置いて行かれたことは一度もありませんでした。
まぁ、性別も違うし年下ということもあって手加減してくれていたのかもしれませんが、それでも当時の自分に居場所を与えてくれたことに年を取ってから思い出しては感謝の気持ちであふれます。

感謝、とか言っておきながら決定的な喧嘩をしてしまいそれっきりもう会うこともないんですが自分の言動を無責任に放り投げられて残ったものは感謝です。

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