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浅岡雄也52ndバースデーライブ配信を見終えて(追記)


まだ第一部だけですが、3/28に開催された

“U-yaAsaoka52ndBirthdayLive“を見終えました。

見応え聞き応えのあるライブでした。


歌や顔、声の表情、腕や足の動き、手の仕草など、全身を使った表現はとても豊かで、見惚れるほどでした。
特に『エランダノハダレダイ』はぞくぞくするほどカッコ良かったです。

いつものように跳んだりはねたり、左右に移動したりはできなかったでしょうが、この日、Loftステージのセンターで創り上げられた世界もまた素晴らしいものでした。

不測の事態を何倍ものプラスに変えた浅岡さんの歌の表現力に魅了されましたし、圧倒されました。

ご本人には悔しいお気持ちがあるかもしれませんが、私は今回のようなスタイルもいいんじゃないかなと思いました。


曲のアレンジが良かったです。

『君のそばで』はイントロでは分からなかったため、歌が始まった瞬間、驚きました。
この曲では楽器に奏でられた音たちが楽しく踊っている感じがしました。フルバンドである醍醐味をおもいきり堪能させてくれるカッコいいアレンジでした。

『キミガセカイヲカエテユク』では、スローテンポで始まり、「キミが」のあとにたっぷりとタメてからの「真ん中だ」でアップテンポに変わったときの高揚感と言ったらもう…堪りません。その後のギターもまたカッコ良い。


曲のつながり、ライブの流れも良かったです。

ソロ新旧、ソロとFOVが違和感なく繋がっていくのは素晴らしかったし、見ていてわくわくしました。

新曲2曲も歌ってくれました。ソロExtra Rare BESTを聴いたときは『永遠のメロディー』が強く印象に残りましたが、今回は逆でした。『これから』の歌詞がとても深く心に響いてきて、ぐっときました。歌に込められた想いとかあの場所の雰囲気や空気感と、変化したこちらの内面とが重なってそうさせたのでしょう。

このような現象が起こるのも生ものであるライブの面白さ、楽しさ。

『風花』『Spice』など懐かしい曲も聴けました。新たなエッセンスを加えた曲をいまの浅岡さんが唄うと、懐かしいという感情だけを沸き起こさせるのではないから聴いていて楽しかったです。


この日のライブで『うたうたい浅岡雄也』の底力を見た気がします。そして、その魅力を見せつけてもらえたことが嬉しかったです。

動きが制限されたゆえのパフォーマンスではなく、浅岡さんの基底にあるパワーと蓄積された経験によるものでしょう。

体調万全ではない中で自分や歌をどう見せるかイメージされていたと思いますが、観客と対話しながら瞬時に創りあげていったあの異次元空間はイメージ以上のものであった、そんな気がします。

この人は歳を重ねるごとに、ステージを重ねるごとに新化していくんだろうなと、キラキラ眩しい画面の向こうに魅せられつつ考えていました。


生歌、生演奏を恋しく思いつつ、一部を見終わりました。


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2021.4.7追記


二部のAfter LIVE Party2021を見終わりました。

ライブ後のインタビュー(コメント?)の意味がわかりました。

言われて見てみれば、1曲目から高音がかすれていました。声が出づらそうな場面もありました。

ただ、曲によってはそれも良いほうへ変わっていたかなと感じました。

久しぶりに聴けて嬉しかった『翌檜』や『桜色』は、本調子の時にまた聴いてみたいです。


アコースティックギターとピアノのみの編成で、曲もミディアムテンポにアレンジされていたので、全体的にしっとりとした雰囲気でした。

印象的だったのは『アナタトミライヲ』

この曲の後の浅岡さんの言葉が心に響きました。確かに終わりを意識して何かを始めたことはないなと。今やっていることも然り。やりたいと思って始めたことの道を途切らせないよう突き進んでいこうと思いました。

一音下げた『らびゅう』

本番でのいきなりの要求に完璧な演奏で応えられたバビさんとイマジュンさん。感嘆のため息がもれました。

ラストの『コトノハ』

二音と一声のハーモニーが美しかったです。


55歳までは攻めのライブをすると仰っていました。これからの数年が楽しみです。

「これが5△歳の浅岡雄也だ!」というものを見せてくださるだろうと期待しつつ、二部を見終わりました。




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