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FIELD OF VIEW 25th Anniversary Live 配信を見終えて

配信最終日にしてやっと25周年ライブを見ることができました。

ライブそのものの感想というより、配信を見た後に私の中で起きた心の変化を記したものであること、グレー部分はinfo@uyax.jp宛に送ったメールをコピーしたものなので語り口調になっている点をお断りしておきます。

幕が上がるまでの演出は、これから始まる時間が特別なものであるとの予感がして、わくわくすると同時に緊張もしました。ゆっくりと幕があがり、ステージに浮かびあがった5つのシルエットとField of viewの旗が見えた時、言葉にならないほど感慨深いものが込み上げてきて、泣きそうになりました。

『突然』
浅岡さんの声と重なる小橋さんのドラムは何度も聴いているはずなのに、ずしりと心に響いてきたのは、25周年という特別なステージだからではない、何かがあるのだと思いました。

『夢見続けて今も』
一つひとつの言葉が胸に明かりを灯してくれました。先日、落ち込む出来事があり地の底をさまよっていましたが、今回、この曲を聴いて、どんな辛いことがあっても、物事が思うようにいかなくても自分にだけは負けちゃいけないと、思えることができました。 また少し強くなれた気がします。

『キボウメロディー』
こんなかっこいい曲だったんだという驚きが大きかったです。間奏では、今回のバンドが持つパワーと魅力を思いきり堪能できました。バスドラムの低音が響くたびに心に力が漲っていくのを感じました。この曲は、いつか生で実際に聞いてみたいと思いました。この時には、緊張もとけてなくなっていました。

この曲の葉山さんのギターソロがかっこよくてしびれました。

『セピア』『everywhere』
切なさからあたたかさへ。 ひとりから二人へ。2曲が続いていることで、それぞれの曲の持つ雰囲気がより際立っているのだろうなと思いました。【心が少しだけ息をした】の歌詞にあるように、胸の中でふっとあたたかい息がもれるのを感じました。『セピア』での森本さんのギターソロが素敵でした。

『FIELD OF VIEW』
それまでの曲とうって変わってロック調の曲。 まさに静から動へという感じで、とてもかっこよかったです。生バンドならではの音の混ざり感や突き抜け具合が気持ちよかったです。

『奇跡の花』
イントロだけで一気に気持ちが高まりました。サビでは、体が自然とリズムを刻んでいました。好きで聞いていた曲というのは、どんな時でも自分を励ましてくれるものなのですね。好きだったバンドというのは、遠くにいても自分を笑顔にしてくれるものなのですね。

『We'll be Together』から息つき暇もなく『Think of myself』
Rare Best以外から選曲されたこの曲の歌詞は、胸に突き刺さりました。ですが、それは痛みではなく、奮い立たつ力を与えてくれました。自分はまだ証拠(あかし)を刻んでいないし、その途中です。いつかのために傷や悲しみは必要な要素なのだと思うことができました。【少しだけ吹いてる風が 背中を押してくれる】浅岡さんの歌声とバンドメンバーの演奏が私にとっての風でした。

『渇いた叫び』『DAN DAN心魅かれてく』
この2曲は、もうてっぱんですね。DAN DANのサビでは、自分の前にある壁を叩き壊す感じで拳を振り上げていました。

この曲では徳永さんのベース音がとても心地よく耳に響いてきて終始うっとり。


本編ラスト『大空へ』
私は忘れていました。弱い自分であっても愛しいものなんだということを。。すべて受け止めるから困難にも立ち向かっていけるのだと思い出させてくれました。弱っているときには、それさえも気づけなくなるのですね。


アンコール曲『君がいたから』
イントロのドラムを聞いた瞬間、「あぁ、FIELD OF VIEWのドラムは、この音だ」と。懐かしい場所へ戻ってきたかのような安らいだ気持ちになりました。

これは一曲目の『突然』から感じていたことだけれど、1st sngleであるこの曲は特に、という意味です。

小橋さんがおっしゃっていましたが、FOVが解散してからも支えてくれ、ずっと聞いてくれているファンにいつか何かの形で恩返しがしたい、その機会を待っていたと。そして、浅岡さんがずっと頑張ってくれていて、その機会を作ってくれたから実現できたと。

これまで届けてくださったたくさんの曲で、励まし、勇気づけ、笑顔にしてくださいました。
いただくばかりな上、恩返しだなんて恐縮すると同時に、そうおっしゃってくださる小橋さん、そして、唄うことを続けてきてくださり、FIED OF VIEWを唄ってきてくださった浅岡さんを好きになってよかった、FIELD OF VIEWというバンドのファンなってよかったと思いました。


浅岡さんと小橋さんのラインの後ろにある「25th Anniversary」の文字がもつ意味や歴史を、今この時代に見聞きし体感できたことをとても有難く、幸せに思います。



令和のFIELD OF VIEWが創りだす音楽は、文字どおり、楽しい音でした。歌声と楽器の調和が美しく、力強く、やさしく、素敵でした。

心をノックし励まし、背中を押し、幸せな瞬間(ページ)をくださった令和のFIELD OF VIEWに感謝いたします。

素晴らしいライブをありがとうございました。

諸事情あり、2回だけしか見ることができませんでした。
全てのシーンを焼きつけておきたかったのか、瞬きするのも忘れているほどでした。(見終わった後、目がかぴかぴに乾いていたのは言うまでもありません...)

メンバーが豪華だったので、見たいプレイがありすぎて困りました。今回の配信は映像の切り替えが多く、メンバーのアップが多かったので嬉しかったです。

1回目は、浅岡さんの歌、声、歌詞に集中して視聴しました。
高音が出づらそうな場面もありましたが、CD音源を再現するその歌唱力は圧倒的なパワーを持ってこちらに向かってきました。
メロディーが脳内で踊り、言葉が胸内をかき鳴らします。音楽から遠ざかって2ヶ月弱の身体への刺激は強かったけれど、気持ちいい刺激でした。

2回目は、メンバーの演奏 ―楽器が奏でる音― に集中して視聴。
イヤホンで聞いていたからでしょうか、一音一音がはっきりと聞こえてきました。ギターの旋律がかっこいい、ベースの響きが胸にずんずん迫ってくる、鍵盤のメロディーの流れがグっとくる、音の存在感は大きいけれど、浅岡さんの声との調和も美しく、その一体感は素晴らしいものでした。
小橋さんのドラムはカッコよく、鳴る音すべてに聞き惚れ、そのプレイに見惚れる。スティックをクロスさせて力強くドラムを叩くプレイにはしびれたし、ため息がもれました。

会場へは行けなかったけれど、画面越しでもライブの熱気は伝わってきました。

来年はライブ会場で、あの雰囲気を味わいたいと思いながら視聴を終えました。

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