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ウィンクキラーやってみた@いみちぇん


ミコトバの里にて
参加者:モモ・匠・薫・トラ・樹・依 計6人

「ウィンクキラー・ルール」(歴バスと同様)
① トランプクジで、ジョーカーを引いた人がキラー役。
② 円を作って座り、キラーは他の人に気づかれないよう、目を合わせてウィンクする。
③ウィンクされた人は、5秒後に「撃たれた」と申告。
④ キラーが5分以内に過半数撃てたら、キラーの勝利。

※キラーが誰かわかった人は、手を挙げてキラーを告発する。
当たったらみんなの勝ち。外れたらキラーの勝ちとなる。

匠、トランプクジを配布しつつ。
匠「なんか知らんが、2回戦目だそうだ」

みんな配られたカードを開く。
ジョーカーが当たったはにんまり。
薫(このメンツで、楽勝すぎでしょ)

モモ「ええーと、制限時間5分です。ではスタートッ!」

薫、樹にパチッと、さっそくの先制攻撃。

樹「あっ、やられちゃった」
依「樹、一瞬すぎー。犯人ダレだろなぁ? 匠兄は、ウィンクなんてしたことなさそうだしなー」
匠「……たしかにないな」

依「ねぇっ、ちょっとやってみてよ。匠兄」
匠「やらん」
依&樹「「見てみたーい」」
匠「ハジメ兄にたのめ」
依&樹(ぶーっと不平の声)「「ハジメ兄じゃ、つまんなぁーい」」

ーーーー
~とあるミコトバコンビ~

ハジメ「へっくしょい!」
類「うわっ、風邪ひいたの? バカなのに珍しいね」
ハジメ「バカは手厳しいなー。類くんにふさわしい文房師になるために、日夜修行中だよ☆(ウィンク)」
類「そういうとこだと思うよ……?」

ーーーー

モモ「でも、キラーは矢神くんじゃなさそうだったよね」
一同を見まわしたモモに、薫がパチッ。
モモ、ウッと息をつめる。ちょっと間をおいて。
モモ「……ハイ。やられちゃいました」
薫「(しれっと)モモちゃん早いねー。キラーだれだろうな」

トラ「(双子をからかって)キラー、オレかもしんねぇぞ?」
依「姫山の主さまは、すぐバレるから無い」
トラ「すげぇキッパリ」

依と目が合った薫、すかさずバチッ。
依、んぐっとうめく。
薫(ふふふ……、あと一人か)

モモ「トラくんのウィンクも、意外なかんじするね」
トラ「つーかそんなん、するとしたら薫にしかしねーしな」
匠「ってことは、姫山でもないのか」
薫(トラァァ~。よけいなコト言うから、しぼりこまれてるし)
依「はぁーい。依もやられたぁー」

匠「依でもないなら、キラーは――、」

薫(ヤバイ! 先にあと一人!)
手を挙げようとする匠に、薫があせって、トラにウィンク。

がたんっ。

薫のウィンクの直撃を受けたトラ、イスから転げ落ちる。

匠「……真弓だな」

薫、激怒でトラの胸ぐらをつかむ。
薫「トォォラァァァ~~ッ!」
トラ「え……っ、だって、か、かわいい……

薫、つかんだ胸ぐらをぶん投げ捨てて、
薫「何言ってんの、もう!(真っ赤)」


モモ「仲よしだねぇ」
匠「ほんとにな」
以上、みんなでニコニコの里でした。


~おわり~


※とみせかけたオマケ※

薫「リベンジ! あと一回やろ!」

というわけで、ジョーカーを引いたのはモモ
モモ(わっ、わたし!? どどどどうしよう! ウィンクなんてできるかなっ)

薫「では今から五分、スタート!」

モモ(えい!)っと、匠に向けてウィンク。

匠「……………………」


モモ以外の全員「はい。キラーはモモちゃん(さま)です


モモ「な、なんでもう分かっちゃったのっ?」

みんなの視線が、顔をそむけた匠の赤い耳に集中する。

モモ以外の全員「なんでもなにも、ねぇ……」
匠「………………」

~ほんとにおわり~

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