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ブレスとタッチ〜シューマンのリートから

今、シューマンのリートを
ソプラノさんとの合わせに進捗をあわせるべく
こつこつ取り組んで練習してるわけですが
どうしても曲のスタートに乗れない曲があり
テンポのはやい曲なんですが
1〜2小節がいつももやもやっとして
そのあとは立ち直るみたいな、、、

バスの指揮役を意識してみたり
強拍1と3拍目とか意識してみたりするけど
なにか根本的に違う

そうだ、ブレスだ

4と で準備ができていないことだった
前にも、ブレスで曲の準備できてない
と感じたことあり、忘れてしまってましたね。。

日々気付きの毎日に感謝して
もっと取り組んでいきたいです
やっぱりリート好きだなあ

ブレスってとても大切ですね
わたしの場合は特に忘れがちかも!?
テンポの速い曲のブレス忘れには要注意
いきなり始めると音が転がってしまう
ショパンのエチュードなどは特に
立て直す機会のないまま終わってしまう。。
(T . T)



そしてこちらは↓楽譜配信にも取り上げた
シューマン

ピアノソロ譜として楽譜配信にするために
伴奏とメロディを一緒に弾いたものです

右手4と5の指でフレーズ長くメロディ
右手1と2の指で和音刻む
コントロールのなかなか難しいものでしたが
メロディが入ってきやすくて
譜読み時によくやっています

技術的には、
刻みは 落とす シンプルに落とす
それを基本としたうえで
音楽を進めることもどこかで意識しながら
いろんなこと考えながらも
フレーズ進めることに集中しています

刻むをシンプルに落とすことで
思う音色 に近付いたり
余計な力 が抜けたり
落とすことを意識するだけで
私の場合はもやもやから抜け出たりします


以下は楽譜配信にした
シューマンのリートの詩(ケルナー)です。


Stille Thränen(ひそかな涙)

君は眠りから目覚め 緑の沃野をそぞろ歩く
あたり一帯の地の上には 素晴らしい青空

君がゆっくりと不安や苦しみもなくまどろんでいた間
空は朝までずっと多くの涙を降らせた

静かな夜に泣くことで
人間はしばしば辛さを紛らわせ

そして朝が来ると
心はいつもほがらかだと思い込む

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