親愛なる友へ

早いもので、あなたと初めてちゃんと話すようになってからもうすぐ半年になろうとしています。

最初は同じイベントのスタッフ仲間として、あなたのことをとても頼りにしていました。こちらが困ったことを一手に引き受けてくれ、誰よりも働く姿は、ただただ尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。

そんなあなたも我々の溜まり場である「ゴミ箱」に遊びに来てくれるようになり、随分たくさん話すようになりました。今では敬語も使わなくなり、とてもフランクに接してくれるようになりました。それでも、俺が知らない知識を沢山持っていて、俺にはできないことを沢山できるあなたへの尊敬の念は、一瞬足りとも薄れたことはありません。

あなたと多くのことを話せたことは、俺にとっても非常に大きな刺激となりました。あなたのその仕事への意識、姿勢に触れていなければ、俺も新しい道に進むことはなかったかもしれません。

あなたは「この歳になって祝われても」と言いますが、それでも、あなたが生まれてきてくれたこの日に感謝をし、あなたの誕生日を祝いたいと思っている人は確実にいます。それもきっと、少なくない人数です。あなたはあなたが思っているより、多くの人に愛されているかもしれないですよ。

あなたも新しいスタートが目前に迫っています。言われるまでもなく頑張ると思うので、あえて頑張れとはいいません。ただ、身体には気をつけて、これからも仲良くして下さい。

お誕生日おめでとう。よい1年になることを、心より祈っています。

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