Rush Luke選手の休止について

先だって発表されたRush Luke選手の休止。多くのファンに衝撃を与えたであろうことは想像に難くない。私もまた、衝撃を受けたファンの1人であるからだ。

このLuke選手への想いを短い言葉で表すことは到底出来そうもないため、今回は拙い文章ながら筆を取らせてもらうことにした。

Luke選手はWWIIシーズンの最後、プロ対抗戦day5から、現在はストリーマーとなっているGP選手と同時期にRush Gamingに加入した。

この当時はオフライン大会が初めてということもあり、酷く緊張した面持ちだったのを今でも覚えている。

そこからの活躍は、恐らくこれを読んでいる読者の方々には語るまでもないだろう。

そんなLuke選手を、私が一言で表すならば。

「救世主」

この一言において他にない。

Nami、Ngtが抜け、このままでは棄権、という場面で突然現れ、初出場のオフラインでのCTFでの大活躍により、DNGから見事な勝利をもぎ取る原動力となり、BO4シーズンにおいては、大黒柱のGreedZz選手の活動休止というピンチに陥るも、誰もが認めるエースとしてチームを引っ張り、幾度となくチームの窮地を救ってきた。今では誰もが認める、国内トップレベルのプレイヤーに成長した。

まるで漫画の主人公のように、成長し、チームの危機を救う。そんな「救世主」こそが、Rush Gamingの誇るエース、Rush Lukeなのである。

そんなLuke選手が、8月10日の日本最強決定戦を最後に、選手活動の休止を発表した。理系大学での学業とプロ活動の両立は、我々の想像以上にハードだっただろう。本来あったであろう友人や恋人との時間、他の興味がある分野への挑戦。そういったものを投げ打たなければ、ここまでの成長はきっとなかったのだろう。

そんな彼が、新しい道を進もうとしている。ファンとして、応援せずにはいられない。もし仮に選手として復帰することがなくても(もちろん再び選手として活躍する姿が見たいのだが)、Luke選手がLuke選手であることは変わらないのだ。いつまでも成長を止めない、向上心の塊。それが、我々Rushファンの知るRush Lukeであろう。きっとそれは、いつまでも変わらないだろう。

ひとまずは今回の日本最強決定戦で見納めとなるLuke選手。有終の美を飾り、堂々とストリーマー転向、そして新しい道への出発を果たせるよう、私も1ファンとして、全力で応援していきたいと思う。