2022/05/15 ヴィクトリアマイルの展開予想

珍しく先行予想の記事。
それだけヴィクトリアマイルは難解なので、先にある程度展開予想して、ちゃんと整理して考察できるようにしようというものです。

斤量がどうこう、前回不利を受け加速がどうこうは今回は書かないです。
あくまで展開だけ。

【展開予想】


結論から言うと、ムズいです。
ただ、前が潰れる可能性が高いと予想してます。
肝は「逃げ」
どの馬が逃げ、どの馬が絡むのかで展開は大きく変わります。
どの馬がハナを取り切るかでペースが変わる可能性があるから、予想が困難ということです。

 ・逃げ候補
 ①レシステンシア
 ②レイパパレ
 ③ソダシ

個人的にはこの3頭ですね。
人気薄の馬が肚括って、ハナを主張する可能性もありますが、
そもそもスタートでレシステンシアに勝てるのかというと厳しい馬が多そうです。

①最有力はレシステンシア
テンが早めで、本質はスプリンターなのでマイルとなると自分のペースで行きたい筈。
スタミナが保つペースで走れれば、レシステンシアの勝ちも有り得ますので。
この馬がハナを取ればおそらく「スローペース」になるのでは。(スタミナ保たせたいですもんね)
2020年のマイルCSは参考になりますね。

②次点はレイパパレ
2200mは距離ちょっと長く、2000mで強いマイル寄りの中距離馬なので、こちらも自分のペースに持ち込みたい筈。
ペースが違うとはいえ、2100mぐらいまでならめちゃくちゃ強い馬です。
今回のメンバーの中ではスタミナがある為、「ハイペース」で逃げきりを図るのでは。

前総潰れのエリザベス女王杯で、6着に粘ってる馬です。
そう簡単には垂れません。

③ソダシ
札幌記念は前に行く馬いなくてハナ取れたので、
自分のペースで走りあのラヴズオンリーユーに勝ってるので、実力は文句なし。
スタミナもコースとペース次第で2000mまでならギリギリ保つんですよね。
ハナ取れた場合、「スロー~ミドルペース」になりますよね。
後ろにデアリングタクトやアカイイトがいるので、ギリギリ粘れるペースを刻みたい筈。


とつらつら書いていますが、
刻みたいペース通りにはさせてくれなさそうです。
先行メンバーにはレイパパレ、ソダシがいますね。

①レシステンシアが逃げる
スローで逃げようとするところをレイパパレ、ソダシが
 1,後ろから圧かけてペースを上げる
 2,早めに仕掛ける(2020年マイルCS参照)
どちらにせよ、ペースは上がります=スローでは逃げられない
ということですね。


③ソダシが逃げる
順番が前後してますが、
ソダシが逃げる場合もレシステンシア同様、
レイパパレが圧かけてきます。
できればスローで行きたいですが、そうは問屋が卸さないといったところで。


②レイパパレが逃げる
この場合、ハイペースになる可能性が高いので、
後ろの馬がちょっかいかけようとすると潰れますね。
後ろには強烈な追い込みで3冠馬となったデアリングタクト、G1馬アカイイト、ソングラインなど強力な差しメンツが揃ってます。
先行総潰れは避けたいと騎手は考えますが、そもそも追走するだけでも結構消耗します。


結果的にミドル~ハイペース、かつ早く仕掛ける展開になる可能性大。
並の先行馬は潰れて、超強力な差し馬の餌食に……。

じゃあ、残れるのは誰やねん言う話なんですが。
・レイパパレ
ですよね、スタミナもスピードもあるので。

ソダシはダート使い逞しさが増しました。
成長考慮すると東京1600mであれば、早いペースでもスタミナ保つかも。


・じゃあ差し馬は誰がいいの?
デアリングタクト、アカイイト、ソングライン、シャインガーネット、シャドウディーヴァなど
良いメンバーだらけ。

ここは枠、当日の馬場、トラックバイアス、状態を考慮する必要があります。

久々でも順当にいけば、デアリングタクトは外したく無いですね。

ざっくばらんに書きましたがこんなところ。
豪華メンバーで楽しみですね。
才能信者なのでわくわくです。


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