フタリソウサGMPのススメ
バディアクションTRPG・フタリソウサで探偵PCもしくは助手PCでGMPをする際に、こういう感じでやっていくと良いと思うよ!という卓フォロワー(広義)向けの記事です。
※これは一例や参考という感じで、ゆる~く見て行ってくださいね!
【前提】GMPの場合、探偵と助手のどちらがGMをすると良いのか?
ぶっちゃけると、探偵側と助手側、どちらがGMを務めても大丈夫です。ですが、個人的には助手PC側がGMPとしてセッションをやっていくのをおススメします。何故か。
・「秘めたる想い」をシナリオを読んだ上で設定できるので楽しい
→一種の山場を助手側が事前に用意できる
・知ってたカードの内容を見ているので、RPがしやすい
→探偵PCの持って行きたい話の流れに乗りやすい
といった感じです。あと助手PCにだけ開示される情報がある、というシナリオもありますし。
勿論、探偵PCがGMをやっても楽しいです。探偵側のGMP推奨シナリオもあったりします。その時は、助手PCが「なんも分からん!」ってなっているのを導く楽しさを味わいましょう。(?)
※なお、流石にPLとしての初回セッションは、一連流れを把握するためにGMを立てた方が良いと思います。
【用意するもの】
じゃあ、やっていくとして何を用意すればいいのかとなるかと思います。
1.ココフォリアのルーム
2.その日回すシナリオ
3.シナリオの進行表(必要であれば)
4.己のガバを許容する心(GMする側)と相手のガバを受け入れる心(回してもらう側)
用意するものとしては以上です。(上記は、オンセ&ボイセを想定した準備です)それぞれ詳しく説明してみます。
1.ココフォリアのルーム
オンセであれば、まず用意するのはお部屋となります。
とはいえ。非常に究極的に言えば、フタリソウサ用のダイスボットが設定されたルームがあれば、初期状態の漆黒の虚無ルームだとしても、ダイスは振れるのでセッションは出来ます。(※重ねて言いますが、めちゃくちゃ究極的な話です)
知ってたカードの配布、キーワードの表示、獲得した感情のメモを全てルームチャットに流す、という進行でも、2人きりなので全く問題ありません。
「自分たちがセッションをやるなら、ココフォリア上でこの情報が見られるといいな」
「この情報はルームチャットに流せばいいから、盤面にはいらないかな」
そういったことは、セッションを進めていく相手と一緒に考えながらやっていくのが一番です。絆も深まると思うし。
pixivやBOOTHでルーム素材が配布されているので、まずはそれを使ってみて「こっちの方が使いやすいな」と思ったら、次から改良していく、という形を取っていくというのも良いと思います。
2.その日回すシナリオ
肝心なやつだね。
公式ルールブックに載っている公式シナリオや、pixiv・BOOTHなどで無料・有料問わず出ている非公式シナリオから、「このバディに合いそう」「このバディをこんな目に遭わせたい」という希望に合致するものを選びましょう。
相手PLの嗜好等が分からない内は、ネタバレにならない程度に概要を話しつつ「こういうのはいけそう?」と確認していくと良いと思います。
3.シナリオの進行メモ
これは、用意するしない/どのくらい詳細に用意するかは人によると思います。
用意した方が慌てなくて済みそう、ということであれば用意しておくと安心できますし、なくても何とかなる!ということであれば、なくても大丈夫です。
最低限必要なのは、「配布する知ってたカード文面」「途中で獲得するキーワード文面」「登場するNPC名」なので、これだけはメモ帳などに控えておきましょう。
(公式シナリオの場合は、文字起こしという工程が発生するので頑張ろうね……画像からの文字読み取りアプリなどを使うのがお勧めだよ……)
ちなみに私はGoogleドキュメントを使って、こういう風に進行メモを作っています。
GMとしての説明台詞台本や、キーワードを獲得するまでの流れをメモしておいたり。余裕の減少などの、忘れてはいけない処理をメモしておいたり。このあたりは、自分の使いやすいツールを使えば良いと思います。
4.己のガバを許容する心(GMする側)と相手のガバを受け入れる心(回してもらう側)
これもまた大事。
そこそこセッションをやっていても、「あれ? ここの処理ってこれで合ってます?」「常駐アクションの処理忘れてた」「サイクル終わったのに余裕の減少してない」というのは割と発生します。(割と発生します……)
最初は皆よちよちです。なので、お互いに許容と受け入れる心を持って楽しくセッションをやっていきましょう。
2人でルールブック捲りつつ話しながらセッションを作り上げていくこともまた、セッションの思い出です。
それでは、楽しいフタリソウサライフを!