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映画「アクアマン」海底の国まとめ


こういうチラシのコピーライト、上手いなーと思います。
ほんとに「海中で暴れる話」
絵図や映像を楽しむための映画という感じで
遺跡と超文明が混じりあった海底都市や、
海中を移動する小型潜水艇のメカデザインもすべてカッコイイ。

海底人は、はるか昔地上に一つの大陸しかなかった頃
そこで栄えていた住民だった(最初人間だった)が
その大陸が海に沈んだとき、超文明を駆使して進化を遂げ
海底で暮らすようになった、ということになっています。

地上人はその存在を知らないが、海に害を与えるので敵視されているようです。
海底人が「地上を制覇してアトランティスの威光を取り戻す時だ」と言い出した!

海底都市はいくつかの王国に分かれています。(一部ネタバレ注意)


「アトランティス」


灯台守をしていたトムのもとに、ある日アトランティスの女王が転がり込んできます。
主人公アーサーは、この灯台守の父とアトランティスの女王との混血児(地上で育つ。地上人の味方)
そのあと女王が海に戻って、正規の夫との間に生んだのがアーサーの異父弟・オーム(海底で育つ。現在の王で、地上侵略をたくらむタカ派)
この王家は金髪らしいが、アーサーは父親似で黒髪
髭のせいか広告では「長髪のおじさん」と見えたんだけど、そんな年でもないのだろう。
脚が長くてマッチョで見事な肉体美です✨


アトランティスの同盟国「ゼベル」


こっちの王家はビビットな赤毛が特徴。父も赤毛(ピンクにも見える)
ゼベルの王女メラはオームと婚約中だったようだけど、地上侵略に反対していたため
アーサーに力を貸してくれます(そしてアーサーの方を好きになっちゃう
政略的な婚約とはいえ「よくそんな大胆なことができるな。オームに悪いと思わないのか」と思ったが
途中で「二度と国に戻れなくなってもいい。私は自分が正しいと思ったことをする」と語っているので
最初は下心も恋愛感情もなく単に政治的信条が一致した側と組もうとしただけだから別に罪悪感も何もなかったのかもしれない。
愛のためではなく自分が思う正義のために行動しているので、もし将来目標や方向性に相違が出たらアーサーのこともさっさと見限るのかもしれない。
ヒロインというよりもはや「目標を同じくする間だけ味方してくれる」もう一人のヒーローです。
そしてめっちゃ強い。地上でもめっちゃ足速い。格闘技もするけど水を操る能力者でもある。
伝説の矛を探しに地上へ来るシーン、特にシチリアのシーンが楽しくて大好きです。
宙を舞うワインが圧巻✨


「魚人の国」


このキャラデザインは一番親しみがあるかもです。
下半身は人魚で上半身も緑や青色の肌。
魚人の王は「地上に我々の存在を知らしめるには、破壊ではなく啓蒙によるべきだ」とすごいマトモなことを言ったんだけど、次の瞬間オームに刺されて死んだ。
そして魚人の国の軍隊は、アトランティスに吸収されました。
オームが「魚人は腑抜け」とか「詩人と学者ばかり」と言ってたような気がするんだけど、軍隊あったのか(そんな腑抜けの軍隊でも欲しかったのか?)


「砂海の国」


サハラ砂漠の地下にあります。遺跡になってて、もう誰も住んでいなかった。


「海溝の国」


ここには、ものすごい数のクリーチャーが住んでいて、人の形もしてないし
もはや言葉も通じません。ただひたすら攻撃してくる(食べようとしてる?)
海溝の国だけあって、このクリーチャーは光が苦手。照明弾で撃退できます。
そしてこの海溝の国の奥に、もう一つの海への入り口があって
その異空間のようなところに伝説の矛が隠されている。
今度このクリーチャーをメインにしたスピンオフ映画ができるそうです。


「甲殻類の国」


甲殻類の軍隊、おいしそうでウケた。ロブスターやカニが大集合!
巨大なカブトガニかと思ったら乗り物だったり。
そしてけっこう強い。少なくとも魚人よりは狂暴で強そう。
甲殻類の王がいるんだけど、地上侵略に反対なのか賛成なのかはよくわからず
ただオームに対して「おまえの傘下には入らない」と独立国家を貫こうとしています。

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なんか、地上を侵略する以前に他の国に協力させるために
「海底王国同士でまず闘わなきゃいけない」ってすごく不毛な感じがするんだけども・・・
陸地を手に入れることで、海の汚染や魚の乱獲をやめさせる以外にそんなに利益があるのかも謎。
陸なんてたかが3割だし、海底人はもうすでに全部持ってるように見える。


地上が侵略されて支配されたらどうなるのでしょう。
とりあえず人はたくさんいるので、労働力として使って貢物とかさせるのかな。
地上の美少年が奴隷として海底人に連れていかれちゃうかも大変。助けてアクアマン。
なんかもう支配されちゃった設定の方が妄想がはかどりますね (。▰´▵`▰。)

おもしろかった♪

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