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愛媛初めての窯元巡りで器の世界を知る#工房楽しい

とある料理人さんの器探しに同行させてもらい、愛媛の窯元を巡ってきたのだけど、ものすごく楽しかった、、これはハマりそう。。

よく料理人は器にこだわる、と聞くけれど、今までお皿って料理を乗っけるもので、大事なのは料理そのものだから脇役だよねという風に考えていて、
なんで料理人がそこまでこだわるのかが理解できなかった。

まず、器の魅力を知るなら絶対に窯元で作り手の話を聞かないと意味がないなと思った。もちろんデザインの好みとか見た目云々はあるけれど、どんな人が作っているのかは食べ物以上に大事かもしれない。

本気で、好きだな〜〜〜〜と思えるお皿に出会えた時の喜びとか、この職人さんのストーリーをアーカイブしたい、自分の大事なコレクションにしたい、みたいな欲求が湧き出てきて、好きな器を買うだけで美味しいご飯を食べた後の幸福感、満足感みたいな、ものを感じられることに気がついた。

愛媛の伝統的焼き物、砥部焼って?

今日は愛媛の松山、砥部町の窯元を二箇所巡ってきた。
愛媛で有名なのが、砥部焼。正直美濃部焼とか、有田焼とか、色々名前は聞くけれど、何がなんなのかよくわからなかった。
地域ごとに伝統文化があるんだな〜くらいにしか思っておらず、そもそも砥部焼ってなんて読むの?はりべ?とべ?よくわかんないや〜。と深く考えず放置してた。※とべやきでした

話を聞いていると、白地に青い色付けをしているのが特徴ではあるものの、必ずしも白、青という決まりはないのだそう。
というか、そもそもあまり定義はなく、砥部町周辺のエリアで作られた焼き物のことを砥部焼と読んでいるそう。(正確には砥部焼の組合のような団体があって、それに属しているとか、砥部の土を使っているかとか、作り手界隈では色々あるみたい。)

今回は砥部焼の窯元を二箇所訪ね、2人の職人さんのお話を聞いたので、そちらの紹介をしたい。

透き通るような青、ヨシュアブルーのヨシュア工房

まず、私が生まれて初めて美しい、と感じた器が、このヨシュア工房のお皿だった。これは実は前にサービスエリアで出逢ってしまい、その透き通るような青の美しさに見惚れた陶磁器。

Noued.Tokyoでも使われていてなんだかご縁を感じた器だが、まさかこんなすぐに窯元(ギャラリー)を訪ねられるとは思わなかった。

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やー、ほんとに、美しい。。。ずっと見てられる。この艶感といい、青のグラデーションと言い、素晴らしい。

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ランプも可愛い。絶対将来家に欲しい。(今から買っておこうかな)

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こんな滴の垂れたのなんて、、絵本から飛び出てきた立体絵みたいな感じですごい良い。ぜったい家に飾りたい。

惚れ込んで全部欲しいけど、そんな予算を持ち合わせていなかったので我慢してピアスとカップだけ購入。今度またこよう。そしてもう一個カップを買おう。

ずーーっとお話を聞いていたい、ありのまま、自然が合う宮内大志さん

そしてもう一つは松山からも少し離れた田舎に工房を持つ宮内大志さん。

1時間くらいずっとお話を聞いていたのだけど、本当に面白い。何がいいって、高望みせず、綺麗さを求めず、雑多な感じとか、自然な感じでやってるところ。

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とくに何がすごいんだよ、とか、こだわりはこう、とか言わなくて、自分の好きな感じをなんとなく表現して、好きなようにお皿を焼いている、ナチュラルさ。話を聞いていると、ほっとする、温かい雰囲気をもつ方だった。

何かに強いこだわりを持つと、同時に対局にあるものを否定することになってしまって、たぶんそれが宮内さんのスタイルにはあっていないんだな、って思った。だから、言葉がぜんぶ柔らかいし、断定はしない。

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そして植物性の灰をつかうところとか、釉薬にムラがあるところとか、形も、揃っていないところとか、お皿がこの宮内さんを体現している。

作品をみたら、その人柄がわかるってこういうことなんだなあ・・と強く肯けた。たぶん工房も同じで、割れた窓をダンボールで覆っているところとか、なんかいいな。って思った。

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窯元巡りはハマりそう。

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