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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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2020年5月の記事一覧

学校の宿題は、無理にやらせなくてもOK? 親野智可等先生に聞く、休校中の子供への接し方

新型コロナウイルス感染拡大の影響を最も大きく受けている現場のひとつが、保育や教育分野、またそこに関わる親たちだ。2月末に休校要請があってから、多くの子どもたちが長期にわたって、毎日を自宅で過ごしている。 親自身も慣れない在宅勤務や、先行きの見えない状況に対するストレスを抱えるなか、子供たちと、どう向き合えばいいのか? そう考えた時に、学校教師として長年現場を見てきた経験から、子育てについての考えを発信し続ける親野智可等先生に話を伺いたいと思った。 『ドラゴン桜』では、受

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学校現場での 学力 VS. 安全

 いよいよ6月から全国各地で本格的に登校が始まっていきます。各教育委員会や学校は児童生徒の学力のことを心配していて、なるべく早くに学校再開を試みようと様々な案を持って取り組んでいます。  市町村によっては5月の中旬ほどから分散登校という形で児童生徒を登校させ、授業を行っているところもあるみたいですね。  自分は、学校で身につけることができる学力と真の意味での学力って違うと思っています。「勉強はできないけど、あの人って頭いいよね」「考え方が面白い」「頭の回転が速いね」と言わ

教員の仕事ってなんだろう?

 コロナウイルスの影響で休校になっていた学校がついに6月から再開します。学校に生徒が来ない期間が約3ヶ月あったので、いろいろ考えることがありました。  今回はそんな考えた中の1つの「教師の仕事ってなんだろう?」を想いのまま書き出したいと思います。自分の主観的な考え方をまとめます。いろんな考えがあることは十分理解していますが、「自分はこう思っています!」ということをなかなか言えない職業なのでここで少しだけ吐き出させてください。  現状ある仕事ですが、あまり知られていないもの

担任第一声の考え方

 1年間そのクラスの児童・生徒に願う姿を話す ”担任第一声” 。  1年間で生徒にどんな姿になってほしいか、どんなことに頑張ってほしいかなど伝えるので担任の先生は一番力が入るのではないでしょうか?自分もそうでした。しかし、その担任の願いがぼんやりしてしまっていると児童生徒に響かないということが起こってしまいます。具体的にどんな願いで、なんでその願いなのか、その理想の姿のためにはどんなことをしていくといいのかなどをシンプルに児童生徒に伝えないといけないですね。  そのために

手段と目的が混在している

 教育現場ではよく起こっていることだと思う。 あたかも目的のように言ってくるけれど、「それって手段じゃないんですか?」思わずそう言いたくなることがたくさんある。 ・標準授業時数を達成すること                  ・ICTを活用すること ・アナログな書類整理をすること ・紙媒体での印刷、共有でないといけない書類の数々 ・教科書の内容をやり切ること ・テストの点数をあげること        などなど  今まであたり前にやってきたからこそ、少しくらいは

デジタルデトックス????

1.デジタルデトックス デジタルデトックスとは、一定期間スマホやPCなどのデジタル機器から距離を置くことで、デジタル機器の依存を治すことやストレスを軽減するために行われるものだそうだ。  学校現場でも、児童生徒のスマホ・ネット依存による昼夜逆転生活、学習面の遅れ、学校で居眠り、ネットでのトラブルなど様々な問題に対して、デジタルデトックスを行うことで少しでもこのような問題を解決していこうという取り組みがある。  例えば、月1回ノースマホデーと称し、スマホなどデジタル機器に触

学校が再開する

 はじめに、ちょっと理不尽な要求の不満を吐き出したいと思う。不快に思う方がいると嫌なので、そういう人は前のページに戻ってほしい。  6月から学校再開を目指し、自分の市町村では5月の後半から分散登校が始まる。6月からの分散登校に向けて、学校に慣れていくためだという。5月は提出物の提出や点検、健康状態の確認などを行うそうだ。  多くの都道府県では6月からの学校再開を目指していると思う。  緊急事態宣言が解除されたから、ショッピングモールや旅行に行こうしている人もいると思う。

リアルな部活動について【教師目線】

1.部活動の意義 部活動に関して(特に運動系の部活動)は、文部科学省のHPではこのように紹介されている。 (1) 運動部活動の意義 運動部活動は、学校教育活動の一環として、スポーツに興味と関心を持つ同好の児童生徒が、教員等の指導の下に、自発的・自主的にスポーツを行うものであり、より高い水準の技能や記録に挑戦する中で、スポーツの楽しさや喜びを味わい、学校生活に豊かさをもたらす意義を有している。     また、運動部活動は児童生徒が体育の授業で体験し、興味・関心を持った運動を更

学力ってなんだろうか

 5月も中旬を過ぎ、いよいよ6月に入ろうとしている。そんな中学校現場ではせわしなく日々変化する情報に対応することが求められている。  6月から休校解除され、6月から本格的?に学校生活を再開しようとしている。緊急事態宣言が解除されたから学校再開というのはいかがなものかと感じる。各社報道でも1週間前ほどから6月から再開の報道が出ていたが、いよいよ現実味を帯びてきた。  なぜ学校生活再開を急いでいるのか?きっと「学力の保証のため」という名目が大きいのではないか。特に公立中学校で