苦手な人とサシ呑みした話

苦手な人と呑みに行った。二人きりで。
結論から言えば、苦手であることを再確認した。無駄な時間だと感じるだろうか。いや、私にとっては必要な時間であったのだ。

はじめに伝えておきたいのは、相手が悪いわけではない。私とは合わないというだけである。そもそも私は非常に心が狭い。つまりむしろ私が悪いのだ。ごめん(伝わらない謝罪)。そして相手に失礼のない態度は気をつけたつもりである。相手がどう感じたのかは分からないが。

過程からお話すると、相手からお誘いがあった。元から苦手意識があったので断ろうと思ったのだが、どこかで読んだある言葉を思い出した。「どうしても嫌でないのなら、人からの誘いは受けるべきである」。いろいろな理由付けをされていたと思うが、私は様々な価値観に触れるべきと理解した。そういう訳で実現した機会なのである。

肝心の最中であるが、あまり楽しくはなかったし何度か不愉快な気分になった。当然である。しかし苦手な理由と教訓は手に入れた。つまり私の中の反面教師像が明確になったのである。ありがとう、機会をくれて。ごめん、利用して。

お察しの通りこの行動の最も良くない点は相手に失礼ということである。この点は本当に申し訳なく思っております。ただ先述した通り態度には細心の注意をはらっているつもりだ。でもごめんなさい。もう一つ良くない点がある。はからずも弄んでいる形になってしまうことだ。だってサシ呑みまでして嫌われているなんて思わなくない?私だって思わないわ。本当に、申し訳ない。

少し話がズレますが、お互いが同じ気持ちだったらいいのにね。片方が好きで片方がそうでもないってすごく悲しいしやりづらいよね。人間関係、難しい。

再三申し上げますが、相手の方に非は一切ありません。
そして苦手な人とサシ呑みする人なんて私くらいしかいないので、安心してください。