小宇宙(コスモ)を燃やすことで得られる運動エネルギー

小宇宙(コスモ)とは

体内に存在する宇宙エネルギーのことをいう。 聖闘士は体内の小宇宙を爆発させることによって、音速に匹敵する速さの拳を放ち、物質を原子レベルで破壊するなど驚異的な力を持っている。


今回は、聖闘士星矢に登場する通称「聖闘士」たちが
小宇宙を解き放って炸裂させる必殺技のエネルギーを科学的に考察してみようと思う。

聖闘士には3つのランクがある。
上から順に
・黄金(ゴールド)聖闘士
・白銀(シルバー)聖闘士
・青銅(ブロンズ)聖闘士

まずは、ブロンズ聖闘士である主人公”星矢”の
ペガサス流星拳から考察していこう。

流星拳は作中の説明から、マッハ1のパンチであることが明らかになっている。
マッハ1とはどの程度の速度であろう。
これは、気温15℃(気温によって抵抗が変わる)
の空気中を秒速340メートルで進む速度である。
所謂、【音速】である。
時速に換算すると、340(m)×3600(秒)=1224000(m)
時速1224kmとなる。
前回の北斗百裂拳を考察した回にも述べたが

プロボクサーのストレートは時速40kmと言われるから、その31倍である。体重やテクニックが同じなら、パンチの破壊力=エネルギーは速度の2乗に比例するから961倍にもなるのである。

最低ランクのブロンズ聖闘士でさえこの破壊力だ。

しかし、上には上がいるものだ。作中から得られたヒントを元に、あるゴールド聖闘士を考察した結果を以下に記していく。

・獅子座(レオ)  アイオリア

ペガサス流星拳の音速に対して、アイオリアのライトニングプラズマは光速であることが分かっている。しかも、1秒間に1億発のパンチを繰り出すそうだ。

しかしながら、この宇宙では、質量のあるものは決して光速には達しない(光速に達するには無限大のエネルギーが必要)ので、ここではライトニングプラズマの速度が光速の99%だとしよう。また、光速に近づくと、簡単な計算では運動エネルギーの計算は出来ない。よって調査によって得られた結果のみ記すこととする。

アイオリアの体重は85kg(聖闘士博物館に記載のもの)  男性の片腕は体重の5.05%を占めると言われていることから85(kg)×5.05(%)=2.79(kg)を腕の有効質量と考えると、光速の99%で拳を一発打ち込むエネルギーは       153京J(ジュール)、京とは兆の一万倍である。

1J(ジュール): 0.25(ml)の温度を約1℃上昇させることのできる熱量



溶けるわ!



しかも、忘れてはならないのがこれがたった一発のエネルギーだあるということだ。これを一秒の間に一億発となると、もはや「指数表記」を用いるしかなく、1秒間に1.53×1026J。これは、6550万年前に衝突し、恐竜をはじめ生物種の7割を絶滅させたとされる小惑星(1兆6000億t)のエネルギーの216倍である。

指数表記とは、非常に大きな数値や0に極めて近い数値を表現する際に使われる表記方法のひとつ(こちらもややこしいので割愛させていただく)



地球無くなるわっ!!



今回、何故ここまで考察したのか。

その理由を以下に記して、この論文を締めくくろうと思う。



【昨日夢で描いていたイラストを忠実に再現したら、こんなのだったんだけど、イラストだけじゃつまらないと思ったので深堀して考察してみたの図】


画像1

画像2

どちらが本物か分かるかな?



それでは



セイヤッ!!!





#手羽祭り