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それを早く言いなさいよ


あなたね、それを早く言いなさいよ!



昨日、いつも腰を診てもらっているペインクリニックに行ったんですよ。仕事を終えてから行ったんですけど、土曜の夕方だからでしょうかね、混みあってまして。
待ち時間が長くなるなぁと思いながら受付を済ませ、一旦外へ出たんです。だって、座ってられないんだもの。
痛くて。
正座してれば幾らかマシなんですけどね、それもしばらくすれば痛くなるし、ソファーで正座してるのもねえ。
だから外へ出て少し動いていようかなと。
まあ動いてても痛いんですけどね。それでもじっと座っているよりはマシなんですよね。

でもね、外へ出たら出たでアホみたいに暑いじゃない。
一瞬ファミマでアイスコーヒー買おうかなって思ったんです。すぐ近くにあったからね。でもさ、買うのはいいけど、どこで飲むのよ。

外かよ。

あちぃよ。


だからさ、ドトール。


ファミマの向かいにあるからね。

それに涼しいし、タバコも吸えるしな。
だからドトール。
まあ30分ぐらいゆっくりしてから戻ればいいだろ。なんてことでね、ドトールに入ってね、アイスコーヒーをキメてやりましたよ。

ドトールの店内は閑散としてて快適このうえなく、
外の暑さも嘘のよう。
アイスコーヒー片手に喫煙席(禁煙席とは間仕切りで完全に分離されているので、ヘビーなスモーキンでも問題ありません)で一息ついていると、後からオジサンが入ってきたんですがね、、、顔がね。
まるでおかしなモノでも見てるような顔してるんですよ。
うん。そりゃそうだろな。
だってさ、一人しかいないのに立ってるんだから。
しかも落ち着きなくちょこちょこ動いてるんだからさ。
いや、座れねんだわマジで。痛くてな。スマン、オヤジ。
その後もちょいちょい見てくるんだよな。オジサンが。
だからね、なんだか気まずくなってさ、早々にアイスコーヒーを一気飲みして、ドトールを後にしたんです。

🧉🧉🧉

クリニックに戻って順番の確認をすると、8番の人が診察中なのね。
ワタシ15番。
まだまだ先は長ぇ。
仕方ねえ。
ここはソファーに正座で待つしかねえ。
たまに片膝立ててな。
ってことでね、大人しく待つことにした訳です。で、正座したり、片膝立てたり、ソファーから立ち上がってみたりしてたらおばあちゃんがね、声をかけてくれたんですよ。
腰が痛いんですか。って。

なんだよ。
アットホームかよ。
優しいなぁ。

えへへ。そうなんですよォ。腰がネ~。なんてヘラヘラ答えたあの時のワタシは大アホウでした。ごめんよ。おばあちゃん。


でね。


「ある山さ~ん。ある山ヘル三郎さ~ん」って呼ばれて診察室へ入るとね、
「また腰?」
って聞かれたから
「そうなんですよ。またブロック注射してもらえないですかね........」なんて言ったんだけどね、
「う~ん、そうね、点滴しようか!」
だなんて言うじゃないの!

R「え??点滴ですか???」

Dr「そう。点滴。」

R「点滴.......ですか。」

Dr「ブロックより点滴の方が効くからさ!」

R「一応聞きますけど、点滴の方が痛くないんですよね?」

Dr「うん!ブロックより全然痛くないよ!」

R「..........................」








(あのよ、今まで何十回ブロック注射打ってきたと思ってるのよ!ブロック注射痛いじゃない!!それなのに点滴の方が効くですって!!!それならブロックキメてる場合じゃないじゃない!!!!あなたね、それを早く言いなさいよ!!!!!点滴の方が効くし、痛くないよってさ!!!!!!なんだよもう)









ってハナシです。






でもね、ブロック注射の針が刺さってくる痛みもさ、アレはアレで悪くはねんだよな。(スーパーハードドM決定)


点滴の跡がねえ.....スーパードクターか!







【痛いとニヤッとしちゃう】