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Zeta Global Holdings(ZETA)時価総額僅か$6.03BのこのSoftwere企業を24’2Qの決算内容含め深堀してきたいと思います。

割引あり

前回の企業分析記事ではSamsara(IOT)を書きました。
Samsaraは比較的ローカルな部分に特化したソフトウェア企業(物流、車両、設備や業務の効率化の図る)で最大のライバルはVMWareでした。
ご承知の通りVMWareはBroadcomに買収され顧客の一部はBroadcomに引き継がれましたが、実は離れた顧客もそれなりにありその一部はSamsaraに流れたのでした。

今回記述するZeta GlobalはSoftware企業のトップクラスであるSalesforce、Adobe、Oracleとも近いビジネスモデルを持っておりますが、独自の強みを活かした比較的小規模事業者を対象としたサービスを展開しているようです。

大手の3社は大企業やエンタープライズ顧客向けに製品やサービスを提供しているのに対しZetaは規模では劣りますが特定の業界(小売業や金融業、ヘルスケアやメディア業界)に対して非常に強い顧客基盤を築いており、その分野では差別化されております。
高度にパーソナライズされたサービスを求める顧客をターゲットとし、迅速な市場適応力を武器に独自のポジションを確立しております。

※個別銘柄に言及する内容が多く含まれますが、筆者の知識と経験を基に独自の見解を述べているもので売買を推奨するものではありません。
この先に進まれる方はこの件に同意したものと理解させていただき、損益に関する責任は一切負わないものとさせていただきます。


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