JP Morgan Chase(JPM)24’2Q 決算短信 資産規模で米国最大の銀行であるJPモルガン・チェース(NYSE:JPM)は、潜在的な信用損失に備えて積み立てる金額を強化したため、ウォール街のコンセンサスを下回る第2四半期決算となった。 投資銀行業務手数料は回復し、市場収益は改善した。

画像1 JP Morgan Chase & CO. 24'2Q決算  投資銀行業務手数料は回復し、市場収益は改善した。
画像2 第2四半期の非GAAPベースのEPSは4.40ドルで、2024年第1四半期の4.63ドルから低下し、2023年第2四半期の4.37ドルから上昇した。 直近四半期の業績は、コンセンサス予想の4.51ドルとは比較できない可能性がある。 調整後の収益は510億ドルで、前四半期の425億ドル、前年同期の424億ドルと比較した。
画像3 コンシューマー&コミュニティ・バンキング部門の業務粗利益は177億ドルで、前四半期比横ばい、Y/Y+3%、当期利益は42億1,000万ドルで、Q/Q-13%、Y/Y-21%となった。コマーシャル&インベストメント・バンクの業務粗利益は179億ドルで、Q/Q+2%、Y/Y+9%、純利益は59億ドルでY/Y-11%、Y/Y+11%となった。アセット&ウェルス・マネジメント部門の売上高はY/Y+3%増、Y/Y+6%増の52.5億ドル、純利益はY/Y-2%、Y/Y-3%の12.6億ドル
画像4 まとめ:各セグメント収益が微増でほぼコンセンサス通り、株価は史上最高値付近だった為サプライズが無く微減。CIB事業ではIB手数料が前年同期比50%増、前四半期比17%増となり、市場収益は前年同期比10%増となった。 CCBでは、初回投資家数が過去最高を記録し、当座預金口座およびカードローン口座の顧客獲得が好調でした。2024年第3四半期に普通株式の四半期配当を1株当たり1.15ドルから1.25ドルに増額する意向であることを発表しました。

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