えんどう豆と西日と木工と
えんどう豆を茹で、
鮮やかに踊る緑が目に染みる。
独特の春の青臭さが、
私の鼻孔を駆け抜ける。
何年越しで描く絵の制作
いまだに仕上がらない絵に
差し込んできた西日が作品の肌に染みる。
大切ななにかに気づかされた気がした。
風呂場の檜も8年で痛んでいる箇所が気になっていた。
薪用にもらった材料を見て考える・・
これを工夫して修繕に使えないかと。
季節を感じ、生活を営み、制作を進め、
日常の修繕もこなす。
息をし、五感を働かせ、愛し、思い、考え、
こうして生きている私なのだ。
独学の画家 香本博(コウモトヒロシ)です。北海道から沖縄まで約130回の個展を開催してきました。より多くの方に見て知っていただけるよう、絵本出版なども考えています。応援よろしくお願いします。