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世界は一つという事を考える、白と黒とグレーの話

白と黒というのは色の中でも両極端なものです。
最も光を反射するか、吸収するか、と言ったところでも極端な位置づけですね。
そう考えると、白と黒の間にすべてのものがあると考えられそうです。

そんな風にイメージすると、ああ、世界は一つなんだなぁなんて思います。その理由、お話させてください。

こんにちは!
Artist_Saika事務局 中の人です。

太極図の意味

白にも黒にもなりつくさない

勾玉を組み合わせたようなこの図、見たことがある人は多いと思います。

黒色は、陰をあらわし、氣が下降していっています。
逆に白色は氣が上昇して、お互いがお互いを飲みこもうとするのですが、陰は極まれば陽となり、陽が極まれば陰となる。つまり、どちらかの色に染まり切ることはないと言います。

また、それぞれの色にある点は、双方の色の中には、反対のものも常に含まれている、という意味なんだそうです。

陰の中にも陽がある

黒い点はちょっとしたポイント。
私たちも人生の中で、様々なことを体験します。
一見よくないこともたくさんおこりますが、ただ、その中にも陽の要素ってあったりします。

また、この図全体は、「振り子の原理」をあらわしている、と捉えることもできるかもしれません。よく見えることが起こったなら、そうでないことも起こる。常に、世界はバランスをとっている、ということなのかもしれません。

白と黒の間

世界が凝縮されている?

前述の通り、白と黒というのは色の中では極端な二者。
実はその間には、みんなの知っているたくさんの色が含まれています。
混ぜてしまうと灰色なんですが、要素を取り出して調整していくと、赤にも黄色にも青色にもなる。

太極図は、模式化する中で極端な白と黒を選んだんだと思いますが、あの中にはすべての色を含んでいるのだと思います。あの図の中には、世界が入っていると言っても過言ではありません。

それはすなわち、自然や、社会、人間関係や、ここの人生などはすべてあの図で表されるということ。すべてが内包されている図だと思うのです。

灰色

そして、白と黒を混ぜると灰色になります。
これは考えようによっては、灰色はまさにすべてを含んでいると言えるのかもしれません。

灰色のキーワードには、こんなものがあります。
ニュートラル・中立・調和・柔軟
まさに、心を整え、バランスを取る色なのではないでしょうか。
ちょっと気持ちがガチガチに固まっているとき、灰色のチカラで少し心を緩めてみるのもいいのかもしれません。


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