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何これ?股関節は痛くなくなったのに歩けないってどういうこと?

「人工股関節手術を受けたら股関節の痛みが嘘のように消える」
「痛みがなく歩けるってこんなに嬉しいことなんだ」
と受ける前によく聞いた言葉。

私もやっと3年も我慢した、直近半年はもうナメクジより
遅いペースじゃないかというほど歩く距離も短くペースも遅い歩行。

買い物していても後ろからスイスイ歩いてくる元気な年寄り
に先を越され、
よちよち歩きの赤ちゃんよりも痛みで遅い時もあり
こういう状態だったので
手術を受ける恐怖心より期待で胸を膨らませていた
人工股関節置換術。

そして、手術した翌日からリハビリということで
生まれ変わった自分の右足をベットに横たわりながら
まじまじと見つめ

おもむろに手術した足動かそうとすると・・

あれ、動かない。。。

ん??なんで??


太ももの筋肉がピタリとウンともすんともフリーズ状態

股関節の痛みが消えたのを引き換えに
今度は太ももが動かなくなったという笑えない事態に。。


看護師さんやリハビリの先生にその理由を尋ねると、
私が受けた人工股関節置換術は、前方、前側方、側方、後方という4つのアプローチのうちの前方アプローチ。

前方アプローチの特徴(メリット)は、

1筋肉を切ることなく、筋肉の奥にある関節に人工関節を挿入できる

2筋肉を切らないため、痛みも少なく回復のスピードが早い。

そうはいっても、
筋肉を触ることで多少なりとも筋肉が疲労しているとのこと

そして、私の場合は、まだ痛みの出てない左足もいづれは
人工関節置換術をすることになり
それを見越して少し足の長さを長くしたとのこと
(そんなことができるのか・・・)
それと同時に筋肉も引っ張られる状態(テンション)となって
硬くなっているとのこと。

なので
リハビリは、人工股関節そのものの動きをよくするというよりも
その周りの筋肉の腫れをアイシングでクールダウンし
萎縮した太ももの筋肉のマッサージでほぐして柔らかくしていく
筋肉が硬いままだとその奥にある人工股関節も動かないという仕組み。

そりゃそうだ、人工関節は、そもそもそれ自体クルクルよく動くものだから。

ということで、手術翌日から
午前40分、午後40分リハビリメニュー。

下記の動画は、
7日間までリハビリをやった結果の太ももの動きの記録です。


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