ChatGPT作 深夜カレー 第2話「ひじきカレー」
〇終電間際の新宿靖国通り
ネオンの中、タクシーの群れが青梅街道へ流れて行く。間を縫って逆走するようにカメラが進む。
〇裏路地 カレー屋の前
江口、店から出て来て札を「営業中」に引っ繰り返す。
(^人^)のM「一日が終わりひとびとが家路へと急ぐころ、おれの一日がはじまる。」
江口、炊きあがった米飯をひとつまみ取り、味見をする。
(^人^)のM「営業時間は夜12時から朝7時頃まで。ひとは、深夜カレーって言ってるよ。メニューは、これだけ(残酷)」
コピー紙にマジックで書いただけのメニュー表が壁に貼られている。
カレー ビール ウイスキー 1杯600円
(^人^)のM「あとは勝手に注文してくれたら、出せるもんなら出すよってのが、おれの営業方針さ。」
江口、天ぷら鍋に油を張り、バターとラードを加える。
(^人^)のM「客が来るかって?それがけっこう来るんだよ(残酷)」
× × ×
〇カレー屋 初冬 1時頃
コの字型のカウンター右方に新聞記者風の男、ビールを飲む。
左方に和装のチー牛、落花生でプラレールの真似の手遊び。
コンカフェ嬢が入口の扉をガラガラ開ける。
「こんばんわぁ!」
(^人^)のM「午前1時だというのに、とびきり明るい声。身長166センチ、体重58キロ。結構おっきい。顔は、まあ、中の上ってとこかな。でも、愛嬌があっていいと俺は思う」
コンカフェ嬢、カウンターの客にも「こんばんわぁ!」
客「あ、どうも」
コの字型カウンターを左回りに歩く。
客「ビールください」
コン「はーい」
客「カレーください。あと、から揚げも。」
コン「はい、カレーとから揚げね」
コの字型カウンターを右回りに一周。
(^人^)のM「ビールとカレーは、このコが出す。そして、俺は、から揚げを作る。」
× × × コンカフェ嬢、ビールサーバーの洗浄をしている。
× × × 〇カレー屋 夜中 3時頃 チー牛がメモ帳を取り出しながらカレーを食べている。
「“フジヤマのトビウオ”について」(手書き)
チー牛、カウンターにメモを置く。
コの字型カウンターの左方で客とコンカフェ嬢が話し込んでいる。
🤓「あのー、ちょっとお尋ねしますけど」
(^人^)「ん、何をだい?」
🤓「あー、その、ひょっとして何も注文いただかなくても良かったりしません?」
(^人^)「ほお」
× × × コンカフェ嬢、ビールサーバーを洗い終えカウンターに戻る。
(^人^)「あ、そうそう。から揚げの分量だけど、もも肉一枚に対して小麦粉大さじ1でいいよ。」
コン「あ、はい」
(^人^)「マヨネーズもきっちりな。おすすめはオーロラソースと2色ソース。そういうとここだわってみると結構注文あるよ」
コン「オーロラソース?」
(^人^)「ちょっと焦げ目のあるミックスベジタブルを赤ワインやトマトの微塵切りと一緒に炒めて、塩コショウで味付けする。これやると、なんかおしゃれっぽいし、彩りもいいでしょ。あと、から揚げの衣に片栗粉を混ぜるんだよ。これも、彩りがいい」
コン「片栗粉?」
(^人^)「水に溶かしてふわふわ~と泡立てた卵白にして、さらに水で洗い流す感じ。」
× × × コの字型カウンターの左方で客とコンカフェ嬢が話し込んでいる。
🤓「いやね、最近なんかこう“フジヤマのトビウメ”ってのにハマっててさ」
× × × コの字型カウンターの真ん中で煙草に火をつけて横へ来た客に原稿を見せながらコンカフェ嬢が喋っている。
コン「いやー、引退どうされるんですかー?」
チ。ポ。チュユ―!
煙草をもらう。
話す客が直接横に来たコンに自分の原稿を見せる。
コン「あ、どうもですー」
× × × チー牛、メモ帳をめくる。
「フジヤマのトビウオについて」(手書き)
メモ帳23枚目:フジヤマに帰って良きトビウオになると幸せ感じる。
🤓「フジは相田みつをでしたかー? もう、トビウオには戻らないんですかー?」
コン「あ、はい」
× × × コの字型カウンターの真ん中で客とコンカフェ嬢が話し込んでいる。
コン「あ、えー、フジヤマの?」
チー牛 ビールを持つ手が止まる。
🤓「そういうわけあるかッ!」
× × × チー牛が鍋のカレーを掻きまわしながら注文書に向かって話しかけている。
🤓「虹獲ってきたんですって?」(手書き)
(^人^)「ハハハハッ、さっき行ったらそろそろ山道通って売るつもりで残しておいたカブトムシが全部、売り切れてた」
🤓「あら、それは良かったですねえ」(手書き)
(^人^)「あ、マザー欲しかった?」
🤓「え、えーと、ははは」(手書き)
× × × コの字のカウンターと台の間にピラニア(魚)のような純果イチゴソーダを飲んでくつろいでるライターの男。
コン、執筆中の背中にレコード屋の葉書セットを手にやおら話しかける。
コン「あのー」
🤓「ん?」
コの字カウンターの左方でチー牛が話している。
コン「虹って七色だから、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7つあるのに、それをフジヤマホタルガとかハニビスミレだとかニセモンウミガメとかは日本の松尾スズキ的な色合いを持った名前ですねえ」
🤓「お?きみは植物にでも詳しい人かね?」
(^人^)「同じく奈良部片田である俺って違う?」
× × × コの字カウンターで明日のメシのための手書きレシピを使って中華レンジ膳をつくっているギャルソンもどき。
(^人^)「お待たせ。ひじきカレーだよ。消化に悪いから、よく噛んで食べな。」
🤓「はーい」
コの字カウンターの左方で客とチー牛が話している。
🤓「あ、そうそう、虹って7色じゃないんだよ」
× × × ギャルソンもどき、中華レンジ膳を客に出しながら話す。
(^人^)「おまたせしました。本日のまかないは、中華レンジ膳でございます。」
ギャルソンもどき「なんか、メニューにない料理ですね」
× × × コンカフェ嬢、ビールサーバーを洗い
🤓「あのー チ、ポ。チュユ―!」(手書き)
(^人^)「ん?」
(^人^)のM「一瞬にして顔から笑顔が消える。包丁振る腕に余計な力が入る。料理を通して幸せをぶち壊しにしてやってるんじゃなかろうかって思うだけで申し訳なくてソワソワする。やはり俺の仕事は毒で出汁なんか取るだけ……いつだって曇りなんだ」(独白)
× × × コの字カウンターの左方で客とチー牛が話している
コン「虹って7色じゃないんですかー?」
🤓「あ、コグマの話ね」(手書き)
(^人^)のM「うっさい。忙しいから早く持って行ってくれ!」
× × × コの字カウンターのチー牛は明け方になり客もいなくなり、ギャルソンもどきが食器を洗い、コンカフェ嬢はレコード屋葉書セットをめくっている。
コン「あの、ちょっとお尋ねしますけど」
🤓「あ、はい。なんでしょう」
コン、ホールの札に『サバには出荷停止があるから注意♡!』と付けながら雑談している。
🤓「チ。ポ。チュユ―!」
(=チンチロリンを和風にしたラスベガス風なゲーム)
(^人^)のM「アイツ何やってんのよ!」
🤓「チ、ポ。チュユ―!」
(=チンチロリンを和風にしたラスベガス風なゲーム)
(^人^)「あのー、ちょっとお尋ねしますけど」
🤓「チ、ポ。チュユ―!」
(=チンチロリンを和風にしたラスベガス風なゲーム)
🤓「このお店の常連さんってどういう人が多いですかー?」
コン「…………」
× × × コンカフェ、食器を洗い終え、厨房からフロアへ
コン「あら、いらっしゃーい」
(^人^)「あ、どうも」
(^人^)「で、何?」
🤩「あ、あのー、このお店って常連さん多いですかー?」
(^人^)「チ、ポ。チュユ―」
(^人^)「あとは勝手に注文してくれたら、出せるもんなら出すよってのが、私の営業方針さ。」
江口はそう笑みを浮かべながら語り、天ぷら鍋に油を張り、バターとラードを加える。彼の手つきは確かで、まるで料理の魔術師のようだ。
時は流れ、初冬の夜が更ける頃、カレー屋にはいくつかの人々が訪れていた。コの字型のカウンター右方には、新聞記者風の男がビールを飲み、左方には和装のチー牛が落花生でプラレールの真似をする。コンカフェ嬢が入口の扉を開けながら、「こんばんわぁ!」と明るい声で客を迎える。そして、彼女がカウンターの客に声をかける中、江口は一人静かにキッチンで料理を作り続けていた。
客の注文に応じてカレーを提供し、から揚げを作る江口の姿は、まるで夜の舞台での一つのシーンのようだった。カウンターに座る客たちは、江口の手際の良さと心遣いに感謝しながら、静かに料理を味わっていく。
カウンターの左方で客とコンカフェ嬢が話し込む中、チー牛がメモ帳に手書きのメモを書き留めている。彼の目には、新たな発見や興味深い情報が反映されているようだった。
時は過ぎ、夜が更け、客も帰り始める頃、江口は心にほんのりと満足感を覚えながら、カウンターを片付け始める。静かに閉店の準備を進める中、彼は心の中で、この小さなカレー屋が多くの人々にとって特別な場所であり続けることを願っていた。
そして、カウンターを片付けながら、江口は思いを馳せる。この小さなカレー屋が、多くの人々にとって、ほんの少しでも幸せなひとときを提供し続けることができることを願っていたのだ。
そして、その願いが叶った瞬間、江口は満足げに微笑む。この小さなカレー屋が、夜の静寂の中にひそかに息づいている喜びと幸福感を彼にもたらしているのだった。
(^人^)「チ、ポ。チュユ―(残酷)」
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