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「とよたまちなか芸術祭」ガイドツアー3日目【美術館エリア】報告、メモ
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年をまたいでしまいましたが、「アートフレンド」の活動報告を致します。
「とよたまちなか芸術祭」
トークツアー3日目【美術館エリア】
2021年12月25日(土)11時~
参加者10人(満員御礼)➕作家さん多数
●豊田市美術館、七州城隅櫓
・光岡幸一
豊田市美術館が建つ前に挙母城の発掘調査で出た石垣の石がモチーフ。
100年間お城の石垣の仕事を終え、自由になってただの石となり、楽しんでつぶやいている映像作品。
作家の光岡さんは熱海から駆けつけてくれました。
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参加者からは、
「争いのない100年、お城を襲ってくる敵がいないから、小躍りしている」
「海に行きたがっているに違いない!」
「津波をイメージする」
「ポルターガイスト!」
等、色々な感想がありました。
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美術館端っこにある「又日亭」は、矢作川の向こう、寺部城跡からの移築、以前、光岡さんも作品展示したお茶室と書院です。
枝下用水を横切り豊田市文化会館へ。
●文化会館
・atelier antenn(青木崇 ・綾子)
豊田市小原で2019と2021年に行われた農村アートプロジェクト、加茂原神社で発表した作品の思考のプロセスを展示。
建築家の崇さんのアイデアドローイングと、写真家の綾子さんの作品のインスタレーション。
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作家さんは御家族と共に大阪から参加、作家トークをして下さりいました。
ツアー参加者の中には、実際の「農村舞台アートプロジェクト」を見に行った方もたくさんいらっしゃり、感想をお聞きしました。
「自然の風、日差しで作品が変化する」
「2021は大雨が降った日があったから、紙は大丈夫だったかしら。」など。
《風の舞》2019 風の不可視 不織布のカーテン。
《四季桜の夢》 2021 小原の四季桜をアクションペインティングで表現。現地で調達した枯れ枝を添えて。
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・大塚初男
《木端で出来たミニカー2010-2021》
・モリモト♭《♭ook》
学生時代から「ハオブリット文化祭」に参加の常連作家。参加型の作品。参加の仕方は、まだタイトルが書かれていない本を手に取る。そして今まで不平等を感じた経験が嫌だった経験を本のタイトルにして記入する
本を通して御互いの想いを共有して分かりあうことを願う作品。
作家インタビューにをしました。
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ここから次の展示会場に小坂の小道を10分歩きます。お天気がいいのでみんなで和気あいあいと街中歩きを楽しみました。
●第一画廊
3人の個性豊かな作家さんから丁寧な作家解説を受けました。
・紫乃
《冬の森に誘わるて》
自然の中で感じたエネルギーを色に変換する様な感覚のアクリル画。画廊の中での他の作品との兼ね合いでインスタレーションの難しさをお話し頂きました。
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・川澄綾子
《降る境界》
《幾日》
《寝返り》
小原で和紙の作品を制作される作家。
優しい色合いと、和紙のレイヤーが美しい。自分で育てた材料、新しい紙、古い紙、再生紙全部綯い交ぜにしたそうです。
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・成田帆花
《ひみつ醸成蒸発装置》
《ぺちょ》
秘密の熟成蒸発装置は各自が持っている秘密を無くす装置。この装置に向かって秘密を言えば、他の人の秘密と内部で混ざり合い、秘密でもなんでもないものになり消えてしまう。《ぺちょ》は成田さんの潰れた小さい顔。あちこちに置いてあるから、探すのも楽しい。
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初回「まちなか芸術祭」に引き続き、豊田市文化振興財団からのご依頼を頂く形で開催致しました。ご参加頂きました皆様ありがとうございました。
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