見出し画像

【初心者向け】今更聞けない「格闘」のパワー!愛され続ける強ギミック【アルテスノート】

どうも、ざくおです。

今回はみんな大好き「格闘」がどう強いのかというお話です。

みんな「格闘」は強いという認識は持っているかと思いますが、「格闘」が使える「拳」だけ他武器と仕様が明確に異なってくるため、初心者の方の中にはどう強いのかハッキリと認識していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「格闘」の仕様をしっかり認識して、そのパワーをうまく活かせるビルドを組みましょう。


◯「格闘」とは

「格闘」とは、「素手」または「拳」武器装備時に、ステータスが上昇したり、追加行動が出来たりするなどの恩恵が得られるシステムです。

「コンバット」により他の武器装備時でも恩恵を受けることができますが、基本的には武器を装備しないか「拳」装備時のみにしか恩恵を受けられないギミックなので初心者の中には存在をあまり気にしたことがなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、「拳」武器は「格闘」ギミックの優秀さから、単純なステータスだけを他武器種と比べた際に見劣りしてしまうため、「格闘」システムを理解していない場合には取っ付きにくい武器種とも言えます。

しっかりステータスを積めるのであれば非常に強力なギミックです。


◯別計算で乗る倍率ステータス

まず、格闘が圧倒的に強力な点として一つ挙げられるのが通常の倍率とは異なる「格闘」倍率によるステータス上昇です。

「格闘」ステータスを上げることで、そのステータスに応じて攻撃/命中に倍率がかかります。

例えば100%まで盛れば攻撃と命中の基礎値に「基礎値x格闘値」の数値を上乗せします。


ここで重要になるのが基礎値に倍率が乗るという点で、通常の倍率スキルと比べて非常に優秀な点でもあります。

例えば、攻撃の基礎値1000、倍率が200%の場合に、追加で100%の倍率を盛るとします。

通常の倍率スキルを盛る場合であれば、それまでの倍率スキルに加算する形になるため、計算としては以下のようになります。

1000 x ( 2.00 + 1.00 ) = 3000

これで実数値は3000になりますね。


一方で、格闘値は基礎値の方に倍率がかかって、その上で倍率を掛け合わせるので、100%の格闘を盛った場合の計算は以下の通り。

( 1000 + ( 1000 x 1.00 ) ) x 2.00 = 4000


倍率スキルを複数盛った場合には倍率同士を加算して、最終的な倍率を基礎値に乗算する形で計算するのに対して、「格闘」による倍率の場合には通常の倍率とは別に先に基礎値に格闘分だけ乗算した数値を加算し、さらにそこに通常の倍率が乗算されるわけです。


つまり、倍率スキル同士は普通は足し算なのに、格闘だけ掛け算しててすごいってことですね!

しかも攻撃/命中両方にステータス乗って隙がないので偉いと思いました。


「拳」武器の攻撃値は同レベル帯の「片手剣」や「大剣」、「斧」と比べて1/2〜1/4程度の数値しかないのにバケモノ火力が出せるカラクリはこの特殊な計算方法にあったわけです。

しかも、基礎値は武器単体ではなく、装備なども含めた全体のステータスを基にするので、実質的な基礎値の差は1/2以下まで迫るため、格闘倍率込みの基礎値が他武器種を上回っていくわけですね。

加えて攻撃回数が落ちる武器種でもなく、命中にも同様の倍率がかかるのでHIT数も安定します。

そりゃ強い。


◯攻撃回数も爆盛りできる「格闘」追撃

さらに強力なのが「格闘攻撃」という追撃です。

「格闘」状態の場合、物理攻撃後に10%の確率で「格闘攻撃」という追撃が発動します。

「格闘発動率」ステータスを盛ることによって最大45%まで発動率を上げることも可能であるため、安定した複数回行動が行えます。


ステータス強化に加えて行動回数も増えるため、火力はその分だけ増えます。

「[発動]隠し刃」などの他の追撃も絡めばかなり連撃が続くため、非常に相性がいいです。


◯まとめ

一見あまり強力に見えない「拳」武器も、「格闘」ギミックが絡めばかなり強力に見えてくると思います。

一方で、ステータスは格闘値と通常の倍率を両方十分に積むことで初めて爆発的な火力を生み出せたり、複数回行動もある程度貫通/拡散などがないと、複数回行動しても単体ヒットだけだと貫通/拡散を自然に盛れる他武器種に総合ダメージで劣ってしまいます。

「格闘」のメリットデメリットをしっかり把握して上手くビルドしたいですね。

では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?