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Dさんのホロスコープリーディング①グランドクロス×2

今日からnoterのDさんのホロスコープをみていきたいと思います♪(現在ホロスコープの募集は締め切っております。また3月頃に募集をかけさせていただくと思います♪)

まずDさんのホロスコープで目にはいるのは、グランドクロスでしょうか。Dさんには、グランドクロスが2つ、、、あるようにみえます。11ハウスの太陽と金星を含むグランドクロスが若干ずれています。

グランドクロスに太陽が含まれているので、グランドクロスをいかに使って太陽を輝かせるか、、、というグランドクロスの熱い想いのようなものが伝わってきます。

柔軟宮のグランドクロスの場合は先に太陽というゴールをみておいた方がリーディングしやすいので、まずDさんの太陽のサビアンシンボルをみていきます。

魚座
6度
正装した陸軍将校達の行進

これは、地域社会などに献身的に捧げることによって、人々から感情面で支えられる、という意味があります。

7度
岩の上に横たわっている十字架

こちらは、何があろうと、自分の真実を貫くイメージです。ルディア版だと、「答え」の上に光る内側からの力によってのみ支えられる、という解釈にもなります。

太陽が11ハウスということは、グループや組織内において貢献(献身)をし、魚座のように心を一つにするようなことが自己実現の意味になりそうです。そして、その際に自分なりの信念(十字架)のようなものをしっかりもっていることが大切、、といった意味になります。

この太陽には木星がコンジャンクションですので、自己実現に向かえば色々なチャンスや幸運に恵まれる配置でもあります。

この自己実現に向かうためには、太陽にかかっているグランドクロスのエネルギーをしっかり理解しておくことが大事だと思いますので、以下のグランドクロスの意味をとっていきたいと思います。

11ハウスの魚座太陽、木星合に、1ハウスの双子座キロン、5ハウスの乙女座の月、7ハウス射手座の土星と火星のコンジャンクション。これらがオポジションとスクエアになってグランドクロスをつくっています。


このグランドクロスだけのエネルギーをよむと、

1ハウスの双子座キロンは、情報収集や好奇心に溢れた知性をもつ自分に対して苦手意識や、何かしらのトラウマがあり、7ハウスの射手座土星と火星で、他者と前向きに関わることがモチベーションになるのに、他者と関わるたびにその苦手意識や傷が浮き彫りになるかもしれません。

また、5ハウスの乙女座の月は、現実に何かをしっかり分析して楽しんで形に残すことで充実感を得るのですが、(もしくは楽しみながら奉仕する感じ)双子座のキロンは、7ハウスの時と同様に、そうする事でも自身の苦手意識が浮き彫りになってしまうために、形に残すよりも先に次の事に興味をうつしてしまい、中途半端な形になってしまう可能性があります。そうすると、月は納得できない状態になってしまいます。

この5ハウスの月は、中途半端な形にしかなっていないと納得出来ず、もしくは、自分の形にしてきたものがバラバラになっていると感じると不安感を覚えるので、魚座11ハウスの壮大な夢(グループで1つになれるようなもの)へ向かいたくても、うまくいかないという事が起きるかもしません。

また、対人関係でうまく前向きになった時は1つの目標が定まりモチベーションになるのですが、その1つの目標だけだと、11ハウスの壮大な夢には足りないな、という思いも発生するかと思います。

これらは全て柔軟星座なので、簡単にまとめると、多方面に興味がむかいつつ、それなりに形にはなり、人と関わることで一瞬で火がついたようなモチベーションになって、前向きにはなるけれども、自分の描いている壮大な夢には届いていないような、、、。けれど、次に興味をもったことをそれなりに形にして、人と関われば前向きになって、、、。

というループになるのが柔軟星座のグランドクロスの特徴かと思います。このエネルギーがネガティブに働くと、どこかに向かっているはずなのに、行動しているのに、結局どこへ向かっているのか分からなくなる状態になってしまいます。

ただ、グランドクロスは、そうしてぐるぐる回った結果、実は物凄いものが出来ていた!という事にもなるので、悪いことではないかな、と思いますが、このループにネガティブな感情がのってしまうと、自己嫌悪や苦手意識、自分の夢に届かない焦りみたいなものを感じてしまう可能性もあります。

なので、もう少しこのループを良い感じに発展させたエネルギーの使い方は、以下のようになります。

人とコミュニケーションをとる際に、自分はこの人と話していると、こういう苦手意識が出てくる時があるな、なんでだろうな、とコミュニケーションの場を自分自身に向き合きあう場に変えると良いと思います。

例えば、じっくりゆっくり話をすすめる方と対話をした際に、もう少し早く要点を教えてほしいなあ、なんて気持ちが生まれた場合は、なんで自分はそう思うのだろう?と自分に向き合ってみることがおすすめです。自分は、双子座1ハウスなので軽いコミュニケーションが好きだけれども、人の話を最後までちゃんと聞きなさい、って先生に言われたことが昔あったよなあ、といったことを思い出すかもしれません。(Dさん、すみません。あくまで私が作った例えです!)

こういう意識をもつと、自分の傷や苦手意識に、好奇心で向き合うという非常に双子座らしく、かつ、射手座らしい前向きな状態が作れます。特に自分をみつめる努力をする、というテーマがあれば7ハウスの土星もしっかり協力してくれます。

そして、そこで理解できたことを、5ハウス乙女座で分析して形にします。5ハウスなので、自分のこんな事が苦手なんだ!と双子座が発見した事を、楽しみながら形にしていける感じです。双子座と乙女座なので、情報発信や、文章にしていくことがむいているかと思います。

また、5ハウスにはインナーチャイルドを表す月があります。楽しみながら何かを分析して形に残す、ということ関連して幼い頃に何かしらのネガティブな感情を経験された可能性もありますが、それは1ハウスのキロンの苦手意識の原因にもなっているはずです。その場合も、7ハウスの対人関係を使って、インナーチャイルドの理解を深める事ができる配置です。やはり、7ハウスに土星があるので、人との対話で自己を知り成長することが大切なようです。

通常インナーチャイルドは、かなりネガティブ感情を発生させるのですが、Dさんの場合は、射手座流に前向きに、双子座流に好奇心をもちながら、乙女座でけっこう冷静に、苦手意識(キロン)もインナーチャイルド(月)と向き合っていけそうな配置です。

そうして、色々形にしていくと、それが自然に魚座の自己実現になっていた、ということが起こりそうな感じがします。グループ内でのアートを通じての自己表現かもしれませんし、魚座流のスピリチュアルな自己実現かもしれません。例えば、自分が苦手で、自分にコンプレックスをもっている方々がDさんに共鳴し、その方達を癒し、前向きにしてくれるような夢になるかもしれません。Dさんも星の勉強をされているということですので、例えば性格分析に特化したリーディングをして、それについての情報発信をしたり、、ということもむいているかもしれません。

今回は最初の記事からかなりの量になってしまいました!次回はその他のアスペクトについてみていきたいと思います。










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