コンラート・ファイト Conrad Veidt (1893年 - 1943年) の誕生日 独俳優

コンラート・ファイト Conrad Veidt (1893年1月22日 - 1943年4月3日) の誕生日。ドイツ・イギリス・アメリカの俳優


🔸コンラート・ファイトが演じた、映画「笑う男」The Man Who Laughs (1928年) の主人公は
「バットマン」シリーズのヒールキャラクター、ジョーカーのモデルとなりました。

🔍 Retro Horror Tweet.  

🔍 Silent Movie GIFs Tweet. 

🔍 Conrat Veidt Tweet 



🔸🔍 Conrad Veidt Tweet. 1919年の舞台"Dies irae" (怒りの日 [最後の審判 ラテン語]) のコンラート・ファイト (右) とハンス・ハインリッヒ・フォン・トワルドフスキー (本記事下方に記事ページへのリンク有)。


🔸「カリガリ博士」Das Cabinet des Dr. Caligari  (1920年公開 ドイツ映画)  /🔍 Silent Movie GIFs Tweet. カリガリ博士 (ヴェルナー・クラウス扮。動画左) が連れ歩く「居眠り人間」チェザーレ (コンラート・ファイト扮。動画右・静止画面)。動画のショットに続いて、観客の青年 (ハンス・ハインリッヒ・フォン・トワルドフスキー [上出]) に明朝までの命だと告げ、その通りになる展開。 


この映画で、悪の言いなりになってしまうチェザーレを演じた
コンラート・ファイトは、ドイツを支配して行くナチスを非難し続け、

ナチスが政権を取った1933年にユダヤ系の女性と結婚、ドイツからイギリスへ移住。

🔍 1933年に結婚した Ilona Prager との写真 (1939年)


🔸1934年にユダヤ人の苦境への連帯感を込めたイギリス映画「ユダヤ人ジュース」Jew Süss  に主演。

🔍 Conrad Veidt Tweet. 1934年イギリス版「ユダヤ人ジュース」のコンラート・ファイト


🔸アメリカに移住したコンラート・ファイトは1942年のアメリカ映画「カサブランカ」で、ラスト近く反ナチ活動家の亡命機を止めようとしてハンフリー・ボガート扮する主人公リックに撃たれる、悪役のナチス将校シュトラッサー大佐を演じます。
(上述のハンス・ハインリッヒ・フォン・トワルドフスキーもナチ政権下のドイツから脱出してアメリカへ行き、「カサブランカ」「死刑執行人もまた死す」などで悪役のナチス軍人を演じました。)
🔍🎞 Movieclips公式YoutubeChannel (認証マーク付き) 「カサブランカ」
コンラート・ファイト演じるシュトラッサー大佐 (冒頭-) が撃たれるシーン (静止画像の左はアメリカ人リック役のハンフリー・ボガート、右はナチス・ドイツに占領されたフランスの警察所長ルノー役のクロード・レインズ)。ルノー所長は駆けつけた部下に捜査を命じ、そこにいるリックを見逃します。そしてナチス傀儡政権の首都の名を冠した「ヴィシー水」を見るや、ゴミ箱に放り込み蹴り飛ばす有名な場面 (1分7秒目) となります。


🔍 Yorkshire Silent Film Festival Tweet. 
右上写真・「カサブランカ」左がシュトラッサー大佐役のコンラート・ファイト。(右は仏警察所長役のクロード・レインズ。)   左写真・「カリガリ博士」のチェザーレ役、右下写真・「笑う男」のコンラート・ファイト。


🔍 ウィキペディア「コンラート・ファイト」



📖 本ブログ内関連記事



(3月23年6月更新)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?