空海寺

画像1 空海寺本堂前の地蔵十王石仏 (室町後期 光背全高180cm)。冥界へ来た人を裁く十王を地蔵菩薩の左右に彫出。地蔵菩薩の化身が十王の一尊、閻魔王と言われます。大和郡山市の矢田寺 (金剛山寺) から常福寺を経て明治時代に移されたとのこと。
画像2 空海寺は東大寺の北隣にあり、五劫院と同じく東大寺の末寺。華厳宗・真言宗。弘法大師空海が東大寺の十四代別当だった時の草庵が起こり。画像は空海が彫ったと伝わり阿那地蔵と呼ばれる石造地蔵菩薩像 (秘仏。60年毎に公開) を祀った本堂 (江戸時代再建) 正面 (西面) と地蔵十王石仏。本堂正面上部の蟇股が特徴的。/🔍 空海寺公式ページ (沿革) https://kukaiji.com/kukaistory /
画像3 1、2分ほどの間に自然の光が次々と変化して地蔵十王石仏の姿が分かりやすい写真が複数撮れました。西面しているため「朝日地蔵」の異名があります。線香立石に「矢田山文照上人寄付」の刻銘。
画像4 台石に「矢田地蔵尊模信心施主他力造主」の刻銘。
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画像6 西門 (正門) 前に立つ「平城宮阯保存主唱者 棚田嘉十郎墓」。 / 2019年2月12日撮影。

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