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小田原文化財団 江之浦測候所へ

こんにちは。東京から絹美です。
念願だった小田原文化財団 江之浦測候所へ行ってきました。

現代美術作家・杉本博司により 2017年秋に開館。
構想10年、建築10年。
そして新展示室の造成とまだまだ進化をしています。

水色のかわいい駅舎

最寄駅は小田原と湯河原の間にある根府川駅。
相模湾が眩しい無人駅です。

相模湾を見下ろす蜜柑畑だった斜面に、
茶室や能舞台、冬至光や夏至光を遥拝するための施設などが点在しています。


数理模型

受付でもらった案内の冊子を片手に
宝探しのように杉本コレクションをめぐります。
その著書「江之浦奇譚」にも書かれている通り、
一つ一つのものに由来があり、
時間をかけてあつめられた(ここに集まったともいう?)ことがわかります。

古きものと新しいものをかけあわせたり、
時代やジャンルはバラバラでも
杉本美学に沿ったものゆえに、
統一感があるというか…

蜜柑小屋を利用した化石窟

自分の気に入ったものを集めてコレクションを形成し、
またそれらを展示できる空間があるなんて。
本当に羨ましい限りです。

根津美術館のの旧正門であった名月門

竹林の葉擦れの音、
海風、蝉の声、森の香りなどなど、
五感で楽しむことができる場でした。
あまりに夢中になりすぎて、
日焼けするという失態も…
日焼け対策、しっかりとがおすすめですー!

また季節を変えて訪れたい場所です。

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