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刈り払い機デビュー

※写真は本文とは関係ありません。イメージです。

庭付き一戸建てに住む者の宿命…それは、夏場の草刈り。植木の剪定…。

私も最近になって、自分のアトリエ周りの環境を自分で整えたいという願望が湧いてきた。特に雨上がりにもっさりと増殖する雑草は憎々しい。めったに人が入らない場所には背丈の高い雑草が要塞のように立ちはだかり、これまで手作業でしか除草した経験がない私を威圧する。

…ならば今こそ立ち上がるとき…!!草刈り十字軍だ!

そう決意した私は知り合いで農家のT氏にご指導を願い出た。

「刈り払い機の使い方を教えてください!!」

T氏は快諾してくださり、お陰様で今日、遂に刈り払い機デビュー(見習い?)を果たすことができた。

なかなかやりがいのありそうな現場(つまり雑草雑木天国)。そこで私はT氏から憧れの刈り払い機の使い方を懇切丁寧に教わった。とても合理的で解りやすいレクチャーだった。…が、しかし。

いざ実践となるとこれが難しい。私のこれまでの生活にはなかった動きが要されるのだ。刈り払い機が、重い、そして恐い。エンジンを適度にふかせない。

「過度に恐がると、逆に危ない。」というお言葉を頂いた。きっと私は相当危なっかしい運転をしていたのだろう。確かに私は終始、高速で回転する刃物を扱うことに怯えてギクシャクしていた。T氏いわく「ひどいへっぴり腰」だったそうだ(笑)機械の重さや動きに慣れて、自在に扱えて草をきちんと刈って払えるまでになりたいと思っている。覚えることはまだまだある。

これを日常的に操作している方々を心から尊敬する。結構お年を召した方も運転していらっしゃるので。

今日は全てが新鮮だった。作品の制作もあるが、日常生活も大切。日常生活あってこその作品制作ともいえるだろう。

刈り払い機。個人的にはエンジンをかける時が緊張するけれど面白くて気に入った。安全に配慮して精進したい。

ひとまず、貴重な経験をさせて頂いたことに感謝しきりである。








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