写真_2013-12-23_16_21_31

どらむ浪人

本当は「どらむ侍」とカッコよく名乗りたいものですが、現在所属も一定ではなく、依頼されてあちこち動き回っている状態なので「浪人」としています。

 この前、約7年振りに人前でドラムを演奏してきました。ライヴで演奏する経験は、為になると思います。 

 ところで、環境や人によるのかもしれませんが、女性ドラマーにとってバンドに加入することは男性よりも少々難しいのではないかと感じることがあります。某スタジオで見た「メン募」の要項に実際、「女性お断り」と明記しているバンドもあって少々驚きました。 

この度私が加入したバンドは全員が女性で和やかにやっております。ジャンルもバンドのキャラクターに合っている気がします。 

ただ、他のバンドでもう少しハードな渋いジャンルでドラムを演奏したいとなると、「メンバー募集」の条件が厳しくなったり、男性ドラマーが余るほど居たりして、私などおよびでない雰囲気であることが多いのです。 

ドラマーの友人(男性)が言っていました。「ドラムが女性というだけでバンドの雰囲気が一気に柔らかくなるからね~。」と。その意見もよくわかります。あの「聖飢魔Ⅱ」もデビュー前、鍵盤担当で「魔女Ryo子」という女性構成員が居たのですが、デビュー時になって「女性がいると悪魔の恐ろしさが弱まってしまう」という理由で脱退したという話を聞いたこともあります。それと友人の話はつながる気がしました。

そうか。女という存在は場を良くも悪くも和ませてしまうものなのか。

女性ドラマーにとってジェンダーの壁は厚く、見上げるほどに高い…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?