Tシャツ
もう何年も前の秋冬コレクションだが、佐野ぬい氏の美しいブルーの絵画がYohjiyamamotoのセーターに全面プリントされているのを見て以来、服に自分の作品を絡めることにうっすら興味を抱いていた。
そんな中、時節柄というところもあり、某アパレル会社のTシャツ作成アプリを興味本位で導入してみた。切っ掛けはツイッターのフォロワーでイラストレーターの方がそこでTシャツを作って販売していたことである。
スマートフォンがあれば、素人玄人関係なくお好きなデザインのTシャツが作れますよ~というシロモノ。販売までできる。初期は著作権が会社のものになるという規約で騒ぎが起きていたが、現在は改変された様子。そういう騒ぎが起きる位だから、サービスの趣旨や内容はお察し頂けるかと。
さてお気軽にTシャツ作成できるU社のアプリ。
私の行った方法は、作品の写真を取り込んでエフェクトをかけるという無難なもの。本当は作品の絵柄をそのまま取り入れたいものだが、どうもしっくりこないので断念。やはり既成の色生地に油絵の具で描いた絵というのはなかなかなじまないものだと実感。充分な吟味が必要である。
下の画像は私がとりあえずシミュレーションしたもの。販売の予定は今のところなし。まあ、作業が楽しいことは楽しい。しかしこのアプリはバッテリーを喰いまくる上すぐ落ちるので注意している。作業をこまめに保存していると往年のマックを思い出す。
まずは2014年作「闘いの水郡線」を白地でいじったもの。
黒地で2010年作「眠る痛覚2」をいじったもの。タイトルだけ聞くとキツいけれど。コラージュ風でなるべくポップに。
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