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ワークショップに参加

【日立市博のワークショップに参加】

先日、日立市郷土博物館で行われた増田聡子氏のワークショップ「冬のリズム」に参加してきた。

事前に言われていた「手のひらにのる冬のもの」を数点用意して。

参加者の皆さんは手袋や落ち葉、どんぐりや羽根つきの羽根など風情のあるものを持参していた。私はというと、ゆず、みかん、柿、使い捨てカイロ、白色ワセリン、ジャックダニエルの小瓶(増田さんに「夏でも飲みますよね~(笑)」とつっこまれた)というなんじゃそりゃな冬を持参。リズムというか、混沌としたプログレッシブロックになりはしないかと一抹の不安。

会場で着席するなり、正方形の画用紙に身構えた私。自分の制作で正方形を選ぶ機会はほとんどなかった。

増田さんはよく見抜いていらっしゃる。

こういう時に正方形を出されると、素人玄人問わずみんな同じスタートラインに立てるのだと思う。

増田さんのアドバイスで終始楽しく描くことができた。

・まず色を置いてみよう。

・落ち着いてきたら画面を回して見直してみよう。

・絵を離れたところからもみてみよう。

○ (制作中)席を立ってほかの人の作品もみて回ることができた。

 ↑複数人で集まって制作することの良さだろう。

・画用紙の白も色として捉えて。余白も大事!

大体このような感じだった。

実際、画面を回して上下を逆にしたこの構図で私の絵は完結した。

こういう手法があることは知っていたけれど、実際の制作で取り入れたことはほとんど、なかった。その分、私の普段の作品には躍動感が足りなくて頑固な感じだったかもしれない…と、しみじみ振り返る。

増田さんの手引きでできたこの水彩は我ながら、良いと思う。意図的でないから新鮮なのか?

絵描きさんのワークショップは本当に勉強になるし、

評価が入らない分、純粋に楽しい。


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