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梅雨の依代

この時季、体調を崩す人が本当に多いそうだ。主な症状は「眠い・だるい・無気力・重い」だとか。私も医師からビタミンB群とミネラルの不足を指摘された。今回に限っては、やる気云々言う以前に、身体と生活環境を見直すことが先とのこと。少しずつでいいから、身体に良いことをしなさいと。

私が「まずこれを続けなさい」と勧められたのは、白湯を毎日飲むこと。白湯1杯に粗塩をほんの少量入れて飲むのだという。1日に取る水の量を2リットルだとしたらそのうち1リットル程度はこの方法で飲むようにと。医師が言うには白湯は元々「アーユルヴェーダ」でとても重要な飲み物とされているのだが、我々にも通用するものらしい。私が実際にやってみたところ、水分がよく排出されるようになった感じがする。

馴染みの薬剤師に聞いた話では、湿気の多い時季は人体も水はけが悪くなり、「気」も滞るのだとか。だから身体から水分がどーっとはけていくと気持ちが良い。逆に水を飲んでも身体から水分がはけないという状況は本当につらい。小林源文の漫画「御巣鷹山の暑い夏」でも激務の自衛隊員をモデルにそのような描写がみられて妙に納得した。人間、過度のストレスにさらされると出るものも出なくなるのだな…と。

諸説あると思うけれど…とりあえず個人の体験、感想まで。




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