全ての原点が、ここにある。【滝沢歌舞伎ZERO2022観劇メモ】
滝沢歌舞伎ZERO2022の5月公演に行ってきました!(感想文がめちゃくちゃ遅い)
今まで2階席、3階席ときて、ついに今年は念願の1階席での観劇が叶いまして、いやーーーもう、迫力が段違いで余韻がとにかく凄かったです。
今年は無事に千穐楽を迎えられて何よりでした。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、メモ程度ながら書き溜めておいた感想を、供養しておきたいと思います。
めめラウのユニット曲「Breezer」が想像以上にヤバかった。序盤に持ってくるには刺激が強すぎるほど、ラウちゃんとめめの色気・カッコよさが群を抜いていた。
特に、ラウちゃんの色気が際立っていて驚いた。長めの白シャツを風になびかせながら妖艶に踊る姿は、髪が少し伸びていたこともあってか18歳が出していい色気じゃなかったよ・・・
めめも3年前と比べると魅せ方がだいぶ変わってきたなぁと思った。経験を積んで自信がついたのもあってか、少し余裕が出てきたのもその理由のひとつかもしれない。
とは言え、この3年の間でふたりともたっくさん練習してきたんだろうなぁ・・・。
席がラウちゃんサイドだったため、瞬きすら勿体ないほどに見入ってしまって。しつこいけど本当にカッコよかった。
ラウちゃんに「かわいい♡」という感情からキュンとすることはあっても、初めてドキドキという感情を抱いてしまって、ああ・・・30超えて18歳にときめいちゃう日が来るなんて、なんかすごい犯罪感・・・!でも、でも、かっこいいーーー!!と、ときめきが収まりませんでした2幕の「緊急記者会見」の徳俵進之介がとにかく面白すぎた。こちらへ!と言う安兵衛の手のひらに顎を乗っけてみたり、長椅子に顎を乗っけてみたりとボケ倒しまくり、安兵衛の怒鳴り声にビックリして長椅子の上でゆらゆらしてたかと思えば、そのままサーフィンし始めた時は本当に笑い死ぬかと思った!!え?宮舘涼太さん面白すぎない・・・?パワーアップがエグいぞ・・・?(しかしこのくだり文字で説明するとよくわからないので映像化お願いいたします)
たびたび自担である佐久間くんを双眼鏡で追いかけるだけの楽しいお仕事して、表情がコロコロ変わったり踊ってる時は手先足先までキレッキレだったり、は~~~やっぱり推し見放題の現場最高だなって思ってたけど、1番ツボだったのは生化粧中にインパクちゃんたちが「翔太くんは?」としょっぴーへ意見を求めた時に、しょっぴーの隣の席で化粧していた佐久間くんが表情変えずに見向きもせずに、自分に向いていたマイクを隣のしょっぴーにクイッと向ける仕草と素早さ。なんかツボだったんだよね(伝われ)
「緊急記者会見」の時、基くんが良いタイミングで安兵衛にツッコミを入れていて、おぉー!ってなった。あの場面、SnowManの二人は基本的にボケ担当なので、インパクちゃんたちのツッコミが結構重要な部分だと思うけど、インパクちゃんたちの対応力がすごく成長してるな~って感じました。SnowManとIMPACTorsの距離が縮まった証拠でもあるのかなぁってほっこりしたり。
「ひらりと桜」の時のドカ桜が降った後、床に落ちた桜の使い方がだんだん上手くなっている気がする。踊ってる時、移動する時、要所要所で桜がいい感じに舞ってたのよね。意図的に蹴り上げてるのかな?前からそんな感じだったっけ...?なぜか今回はそれも演出のひとつっぽくて印象的だった。
「My Friend」の佐久間くんのフライング。噂には聞いていたものの思った以上に美しかった。私は佐久間くんの身体の線がキレイなところが大好きなので、それと身体の柔らかさとが相まって本当にステキでした。しかしかなり危険で落ちやしないかとヒヤヒヤもした!しんどかったと思うけど、その直後に腹筋太鼓(しかもメカ!)をこなしてたところ、めちゃくちゃ漢だ~!!ってときめきました。きっとあの流れは佐久間的山場だったよね、怪我なく全公演できてよかった。
「WITH LOVE」の王子様的衣装を着こなす目黒蓮さんさすがだった。しかも2幕は半兵衛という狂気的な役を演じておきながら、最後にあの衣装でめちゃくちゃアイドルスマイルしていたの最高だった。
ここからは総括的な感想です。
今回改めて感じたのが、Snow Manにとって全ての原点がここにあるんだということ。
映画「おそ松さん」を観た時に、みんなコメディすごく上手だなって思ったんですよ。会話の間とかペースとか声のトーンとか、コメディにおける大切な要素は結構たくさんあるけど、全員が平均的にクオリティが高くて、いったいこの力をどこで培ったのか...と思った時に、ハッと滝沢歌舞伎の舞台を思い出しました。
特に2幕の鼠小僧は、お客さんを笑わせる要素もたくさんあり、舞台ならではの緊張感があると思います。
距離が近い分、ウケたかウケなかったか、見てる側の反応の善し悪しがすぐにわかるから、反省を活かして次はこうしよう、と別の角度から試すこともできるし、その反応もまたすぐ返ってくる。毎年、何十公演もこなしていた彼らは、たくさん試行錯誤を繰り返してきたんだろうと。
そんな環境で長年やってたから、自然と力がついているんじゃないか、と思いました。だから逆に言うと、めめこじラウが6人と遜色なくこなしていることは、とても凄いことだと思います。
また、演目も様々で精神的にもしんどいと言われる滝沢歌舞伎をこなしたことで、身も心もかなり鍛えられてきたのではないか、と想像します。
Jr.の頃はよく職人グループと言われていたそうですが、そうなるためにたくさんの舞台で積んできた経験値のうち、滝沢歌舞伎が占める割合はきっと大きいのではないでしょうか。
結果的に、デビューしてからたくさんの人の目に触れる機会が増え、「Snow Manってアクロバットできるしダンス上手いし面白いし、最高じゃん!」って胸を掴まれる人が続出してる。
頑張った過去があったから、CD売上や人気などの結果に繋がっているんだろうなぁと。
パフォーマンスにしろ、人間力にしろ何にしろ、この舞台で学んだことが基礎にある気がします。
Snow Manというグループは、本当この舞台なしでは語れないんだなって改めて思いました。本当に、素敵な舞台を受け継がせてもらったんですね。
正直、年齢的にも他のお仕事との兼ね合い的にも、この滝沢歌舞伎という舞台をいつまでやれるのかはわかりませんが、原点回帰できるこの場所を、できる限り大切にしてほしいし、私たちも大切に守っていきたいなぁって思います。
ひとまずSnow Manのみなさん、滝沢歌舞伎ZERO2022の完走おめでとうございます!
本当にお疲れ様でした。
来年はもっとパワーアップした滝沢歌舞伎が予定されてる、だとか。期待しています!(当たりますように...)
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