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【メキシコ】ボランティア記 その1—チアパス州って?

はじめまして。ARSといいます。

関西のとある大学に通う大学4回生です。とは言っても今年度は休学していて、スペインへ2ヶ月、メキシコへ5ヶ月行ってきました。来年度、5回生として大学へ復帰です。

さて、私は2019年7月〜12月上旬まで、メキシコでボランティアをしてきました。
私の経験やメキシコについて、色んなことを紹介しようと思います。

それでは、まずメキシコについて。🇲🇽🇲🇽🇲🇽

人口は日本とほぼ同じですが、国土はとても広くて日本の約5倍。そして地域によって気候や植生も様々。砂漠もあればジャングルもある、とても多様な環境があります。

言語はスペイン語。
大都市に行けば英語を話す人もいるにはいるけど、スペイン語のみ話す人がとても多い印象です。

ですが実はメキシコにはスペイン語以外の言語が存在します。

それは、先住民言語。これは地域や民族によって大きく変わったりしていて、たくさんの種類の先住民言語があります。スペイン語とか英語とは全く異なる、オリジナルの言語ですね。


さてここで、私が5ヶ月滞在した場所について紹介します。

チアパス州という、メキシコ最南部の州です。その中の、サン・クリストバス・デ・ラス・カサスという街にいました。

チアパス州は、緑がとても豊か。森や山、密林などがとても多く、生物多様性もすごいです。高い所から見る山々の景色は、絶景です。

チアパス州には、ラカンドン密林というジャングルがあります。大きさでいうと、南米のアマゾンに次いで世界NO.2らしいです。

そして、チアパス州にはとても多くの先住民が住んでいます。チアパス州に現存する先住民言語は5つ。それらの起源は、どれもマヤ文明。マヤ文明から色々な民族や言語が派生したんですね。

チアパス州の州都は、トゥクストラ・グティエレス (Tuxtla Gutiérrez)。この街、めちゃくちゃ暑いです。朝や夜は少しだけ涼しくなりますが、日中は外にいるだけで汗だく。こんな風に暑いきこう気候の街はチアパス州の中ではとても多いです。というか、メキシコの中ではこんな街が大多数かもしれないですね。

トゥクストラのすぐそばには、スミデロ・キャニオン (Cañón del sumidero)という、世界の絶景に指定された、絶景が見られる場所があります。

チアパス州に来たら、ここは訪問必須ですよ。すんごい綺麗です。

そして、私が滞在したサン・クリストバス・デ・ラス・カサス(略:サンクリ) はトゥクストラから車で約1時間のところにあります。

街の中心には、コロニアル風建築の教会があり、

メインストリートはとてもカラフルに彩られています。

サンクリは、街からすぐ離れたところに先住民コミュニティが多く存在しています。それもあって、サンクリの中で住む先住民もとても多く、どこでも彼らを見かけます。

先住民の人たちは、民族オリジナルの衣装を着ていることが多いのですぐ見分けがつきます。

気温の特徴は、寒暖差が激しいこと。日中は半袖1枚でも過ごせるけど、朝や夜はとても冷え込みます。標高約2200mのところにある街だからですね。

以上、とてもざっくばらんにですが、チアパス州について紹介しました。これからも、ボランティアのことを含め、メキシコについて色々なお話を書いていきたいと思います。

ありがとうございました。