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ハミダシクリエイティブ プレイレポート7枚目

 現在2024年4月21日、色々な積みを溶かしていこうと色々なことを同時並行で実施していたら一番積んでるノベルゲーは結局一週間に一度ペースのまま。ハミクリやっていきましょう。
 前回は華乃√を終えました。文字を読むカロリー自体は特に気になりませんでしたが、ゲームをプレイすることそのもののカロリーが結構重かった印象です。良いことですね。

 こうして1週間経って前回を振り返ろうとした時に、自分の中で「ひっかかり」と呼べるものが無いことに気付きました。物語を読むことを食事に喩えるのなら、いわゆる反芻に喩えられる行為が今の私には行えません。
 別に薄味だったとかシナリオの中身がどうこうとか、そういう悪口を言っているつもりはありませんし特にそう思ってもいません。思い出す必要性欲求も無く、読んだそのままが苦しむこともなくスッと入ってそれで食事体験が終わったような、そういう感覚です。
 なので華乃√の感想は「今は特に無い」です。クリア直後に軽く書いたあれで全てかなと。


 さて。私は最近になってイラストを描く練習の練習を始めたり、BGMを打ち込む基礎知識の収集を始めたりしましたが、なんだかんだ長く続けているのは「文字を読む」という行為です。
 私になにか誇れるものがあるとすれば「文字を読んできたことくらいです!」って言うしかないくらいには私にはそれしかありませんし、それだって別に実際は大して読んでいるというわけでもありません。
 あと、文字を読んでいるなら文字を書けないのかというと、書けません。今こうしているように、noteを始めてからは自分がその場で思ったことを書き出す作業をするようになりましたが、それは「文字を書く」というほどの事ではありません。ただの自分語りでしかなく、ただの自己満足です。
 それとかなんかの気まぐれで短いお話やTRPGのシナリオを書いたりもしていますが、それは文字や物語を書く真似事をしているだけであって結論私は文字書きではないので……。(ごねごね)

 それでも強いて言えば、このハミクリというゲームの登場人物のなかで私のパーソナリティに最も近い位置にいそうなのが鎌倉詩桜です。いやまあ、パイセンのようななんでも抜群に出来る完璧超人には似ても似つかない私ですが、絵と音と文字と声という4要素で見た場合はそうなるのかなと。今回はそんな先輩√を読んでいく所存です。
 若くしてベストセラー作家で、前生徒会長で、ワンマンでも回せるほど仕事が出来る女傑で、主人公を困らせつつも自分の欲求が満たせるのなら助けもする……。そんな感じの人ですが、彼女という器や形に与えられた要素や属性は本当にそれだけでしょうか。前回と同じく、まず彼女についての現時点での理解を書き出してからプレイしていきましょう。


・四国大好き姉貴
・徳島dis姉貴
・隠れ重度オタ姉貴
・自分から不登校を選んでいる人。華乃やあすみではなく妃愛側に属する人
・秩序・混沌軸で言えば混沌の人。正義が自分の中に先立っており、そちらと社会的正義が相反した場合は自分の考えを優先する
・生徒会メンバーの中でおそらく最も男性への抵抗感が低い。というより自分ひとりでなんでもできるという要素が由来してか、強い個人主義を持つ人だという印象
→人間を見た時に、集団というまとまりではなく個人の人間として見ている傾向にあるなと
・自分の好きなもの・興味のあること・作家活動に役立つことがあれば、好悪の感情が度外視されて「単にそれをやりたい」と思える人
→自分の見たもの、自分の体験したこと、自分が思ったことであれば信用に足るので、それを増やすために旅に出たりなんだりしていると思われる
・自分の下した決断に対して絶対に裏切れない人。失敗に対して反省してPDCAを回せはするが、悪く言うと失敗を失敗とカウントできない人。広義の意味での負けず嫌い?
→華乃が詩桜に苦手意識を持っていたが、あれはある種の同族嫌悪なんじゃないかと少し思った。個人の力という概念を認めている分、それを行使する自分の判断基準に誤りがあってはいけないというか。自分の成果物や行動には依存していないが、自分の正義には強い依存があるというか


【診断結果:要経過観察】
 ちょっと情報が少ないかなーって気分。共通パートであまりフォーカスして読んでなかったからか、手に入ってる情報の不足感が否めない。今の手札では展開予想とかは出来ない感。
 でもなんだろうな、なんというか……キャラゲーのキャラじゃなくない?いや私はキャラゲーをプレイしてないからなにと比較してって話ではないけれど、少なくとも某まんがタイム的な造形じゃないよね。
 つか知ってる感覚だわこれ、この者はどちらかというとシナリオゲーの登場人物に近い作られ方をしてる。そうなると手に入っている情報が少ないんじゃなくて、意図的に絞られているのか?この人はなにか隠してて、それが詩桜√の物語部分の核になりそう。
 それがなんなのかは分からないという意味で要経過観察。


・現在11:37、ここまでで2千字。長い。とっとと読んでいきましょう
・分岐はボランティア活動に行くに際して華乃と先輩で個別に話を聞くところから。人間は泳げる生き物……はて、泳げんが?
→というよりも「泳ぐことを学習できる生き物」という印象。私はその学習をしてこなかったから泳げない。よし、これでいこう
・愛媛県民、なんでもかんでもみかん入れがち。あれはどこのアンテナショップだったか、愛媛の某所にはいよかんコーヒーというものがあってな。その名の通りコーヒーにいよかんをエキスを混ぜたもので、缶コーヒー状のそれを買って飲んでみたことがあった
→味は……残念ながら別に不味いわけではなかった。抜群に「こっれ美味いやんけリピートやリピート!」とはならないものの、まあ飲める味だった。なぜいよかんとコーヒーを混ぜたのかという疑問が残る味をしていた

ここよわよわ右京さん
ハジヲシリナサイッ!!

・船の主に連絡を入れているミリ先。素晴らしい
・釣りってやっぱ暇なのかな。暇って明確な暇だとなにか物理的な他のことをしようってなってしまうのよね。「これについてちょっと考えよう」って精神的なことをしようとしてもすぐに別のことをしてしまう
→そういう観点では、私にとって「これについて考えよう」が一番捗るのは歩いている時。なんということはなくただそのあたりの道を歩いている時にこそ色々な考えが浮かんでは消える。旅をしている時に目的地へ徒歩で歩いている時は目に入ってくる景色からも発想が出てくるからバフがかかる
→僅差の次点で仕事をしている時。小売の時でも今の事務でも、自分がなんらかの仕事をしている時は(その仕事にとって)余計なことがどんどん頭の中に湧いてくる。私の仕事用のメモ帳にはそこかしこに完全に無関係な思考のメモがあるから、職場の人には見せられないのよね。うーん職務怠慢
→歩いている時の思考はメモを持ち歩いてないから数分経ったら霧消してしまうんだけれど、仕事中はメモを持ってるから書き留められる。書き留めないとすぐにどっかいってしまうのだから有効活用したほうがいい

・自分の性欲は標準的(一日に8発)
・合宿終わり、普通に華乃√に入ったので他の選択肢をやり直すことにする。OP前の初会合、買い出しどうする問題の選択肢を華乃→あすみに


詩桜√にイン

・みかんカフェへ。店主さんが温和な婆って感じなのちょっと珍しいな。いや創作物で東京に出稼ぎにきた愛媛県民という概念自体を見るのがベリーレアなんだけれど、こう……いわゆる関西のオバチャン的なイメージがあるのよね。それとか飲み屋の雰囲気とか
・四国の家には一家に一着メイド服がある。知らんのか?うちにもあるぞ
・和メイド!本物見たことないわ、そういうコンセプトのお店に行けば見られるのかな。服のデザイン的な観点でめっちゃ興味あるのよね

常盤ァ!!



鎌倉詩桜

・最終日。うちの孫…メイド服……同じ学園の生徒…!?いや、まさかな
→良かった、和メイドを来ておっハレルヤ^~とか言う秀吉はここにはいなかった
→智宏は共同体に属するのも人に借りを作るのも好きじゃないからか、人に協力を願い出るということはしないんだなと。そんだけ盛況なんだったら新川呼ぶって選択肢もどこかにはあっただろうに

・先輩どんだけ愛媛好きなんすか
→いうてそっか……東京の人から見たらキウイって隠れた名産なんだな、ちょっと残念というかなんというか。みかんの威光が強すぎるってのはあるんだろうけど、和歌山と柑橘生産量でバトりだすよりも前からキウイの生産量が1位だったりするのよね
・愛媛は温泉が有名というか、道後温泉しか無いというか。その道後温泉もいうて他の温泉地みたくザ・温泉街って街並みでもなくて観光地以上のなにかがあるわけでもないし
→そういや今年の7月に改修工事が終わるんだったか。久々に行ってもいいかもなあ。風呂入って鯛めしと一緒に地酒で1杯……いいね、生存へのモチベの高まりを感じる。高知ばかりが有名だけど、愛媛も愛媛で酒処なのよね
・東予についてはそうだなあ、滑川は綺麗だし新居浜の科学博物館も暇つぶしに丁度いいし、今治も東予だからタオル美術館もあるし、霧の森大福で有名な道の駅もある。別子銅山周りは行ったことないから分からん
・南予だとまず佐田岬が話題に上がる。西端だと八幡浜の辺りは特に飯も美味しいし観光地として申し分ない。んで内子の辺りもいいとこで道の駅のからりがおすすめ。下灘駅や双海シーサイド公園は南予の扱いで良かったか?あと詩桜パイセンの言う愛媛旅というものを体験したければ南予の方に行くといい
・半田そうめんは徳島の誇りだ。そういえば香川の小豆島には島の光という最強ブランドのそうめんがあってだな
・四国に来るならまあ夏だな。この地は深緑がよく似合う
・東京の端から愛媛に4万かあ……飛行機か新幹線使った時点で片道切符だわな。LCCとか使えばギリ行けるかもしれんが、前日に決まるとなると流石に座席もないし料金もそれほど安くはならんだろう
→18きっぷ、東京から四国まで丸一日以上かかるがよろしいか?仮に立川から乗るとして始発に乗っても岡山経由で香川の坂出に着弾して予讃線に乗るのが精いっぱいで松山には着かんぞ?


 写真を何故撮るか?私にとっての答えは簡単で「撮ろうと思ったから」でしかない。たとえば私がどこか旅行に……そうだな、島根の日本海側にしよう。あの辺りの景色はとてもよいと聞いているからいつか行きたいんだ。そうやって長門の辺りに出かけて実際によい景色を見たとしよう。
 それを見て私はきっと”なにか”を思う。ありきたりな言葉にすれば「綺麗だ」とか「来てよかった」とかそういう感じの感情が湧いてくるんだろう。そしてその”なにか”を思った時点で、その場における至上の価値を、私はもう獲得していることになる。記憶に焼き付けるまでもなく、フィルムを焦がすまでもなく。
 では何故、既に至上の価値を得たのに写真を撮るのか?これは上に挙げた「綺麗だ」や「来てよかった」と同じ位置に、「この風景は写真に撮りたいほどだ」とか「あ、撮ろう」とかという思いが来ることがあるのが理由。
 別に取る必要性はどこにもないし、至上の価値はもうここにあるし、撮ったところで見返さないし、精々がSNSに挙げてそれっきり。それでも確かに「撮ろうと思った」のだから撮っておくというだけのこと。
 その写真自体にはさほど価値が無く、言ってみればトロフィーのようなもの。金メダルを獲得するというのは、そのメダルを獲得するに至った競技成績にこそ価値が在るもので、金メダルが贈られていようがいまいがその功績は至上の価値を持っていることに変わりはない。至上にして不変、つまり永遠の価値だ。
 だから詩桜パイセンの言うように「『撮った』満足感が残るだけ」というのは、私にとっては実はその通りだったりする。残しても残さなくてもよい満足感をわざわざ残す。だからこそ、その上で「撮ろうと思った」で止まって実際には撮らなくても同じことだと私は思うよ。


・船に乗って隣の県(※四国とは言ってない)(※おそらく熊本)(すずめの戸締まり逆打ち巡礼……ッてこと!?)

久し振りの変な差分コレクション
あれ?ハミクリ始めてから一回でも撮ったっけ

・カット入って東京に戻って文化祭でやること決め。あすみがミカンのゆるキャラに反応する。愛媛でミカンのゆるキャラで東京人にも認知されているとなると、おそらく「みきゃん」のことだろう。私ねー、このみきゃんが本当に好きで。いや正確にはみきゃん本人じゃなくてその相方?の「ダークみきゃん」が好きで。立ち回りとしてみきゃんがアンパンマン的でダークみきゃんがバイキンマン的な扱われ方をよくされてるんだけれどそれは置いといて。みきゃんは喋る時に語尾が伊予弁の「~けん」で終わっててこれが【けん→犬+みかん=みきゃん】っていうネーミングにも繋がってて中々だと思うんですがそれも置いといて。じゃあダークみきゃんの語尾ってどんなだと思います?なんと「~ダーク」なんですね。ダークですよダーク、語尾に!今時どんな雑な悪役でも語尾にダークは付けないのにそんな風に悪ぶってるダークみきゃんが私は大好きです

教師が教師なら生徒も生徒だな千玉学園!!

・華乃と黒歴史ノートを見せあってのカット入っての先輩のお宅に突撃。君本当に河内晩柑好きね???いや時期が時期だから仕方ないけど加工品なら他にも色々と品種があるだろうに
・私大、文学部……早慶上のどこかではあるんだろうが、まあ雲の上の話だなあと。当時も今も、私は勉強が出来ないからね。最も重要な継続力にあまりにも乏しいんだ
・詩桜パイセンの隠し事、なんだろうなあ。(脚本の話をすると露骨に冷めたあたりで思う)
・「勉強というものはがむしゃらに詰めこめばいいというものではない。どころか、やった気になって理解しないまま先へ進む分、マイナスとも言える」
→私はそもそもそこまで行ったことがないからマイナスはナシ!ヨシッ!
→勉強という観点だと作曲が今の私にとってのそれか。創作物の勉強ってどうすればいいんだろうな、教科書なんて無いしな

・「気が乗らない」って明確な拒絶があってそれでも踏み込もうとする。これはバッドな選択ですね

「この話は誰の視点で進むんだ。どうして人称と視点が途中でころころ入れ替わるんだ」
> 主人公の視点で書いていたはずなのに、情景描写などの都合のいい箇所は髪の視点からの俯瞰、いわゆる三人称視点になっていた。それは文章を書く上で、どのくらいの基本なのだろう。俺にはちょっとわからない。でもおかしいというのは、指摘されてすぐに理解した。
「文章の稚拙さを一つひとつ指摘していてはきりがないから省くが、それを抜きにしても会話の流れが酷すぎる。今なんの話をしているのかがさっぱりわからない」
「今どこにいて誰が喋っているのかも非常にわかりにくい。一人芝居というのを抜きにしても、描写のある場所では説明がくどく、本来必要な場所には描写がない」
「なまじ小難しい単語が使われているせいで、小学生の学芸会でも使い物にならない」

→金貰って仕事してるプロに添削を頼むってこういうことだよなあと。ただやはり参考になるな
、ここに書かれているのは基本の基本なのだろうが、私がなにかを書く時に取りたてて意識してない部分の話もある。意識していないので私がそれを出来ているか出来てないかは分からない。いや、私は文字書きじゃないからその辺はちょっとアレなんだけども
・パイセン、どうあっても部外者に拘るね。なんかあるなこれ
→少し推理してみようか。まず大前提として「鎌倉詩桜は自分の決定に対して自分では決して裏切れない」という要素を置く。パイセンは前生徒会長時代になにか決断をして、それが現生徒会で「なにがあっても自分は新生徒会に対して部外者でなければならない」という制約を課すに至った
→それは智宏とどれだけ良い関係になろうと、パイセン自身の正義に反することになるから、徹底してそこだけは拒絶している。パイセンの下した決断ってなんだろう?普通に考えて新生徒会発足絡みのことだろうが……やっぱ情報不足だな、プレイヤーに明かされてない部分が多すぎてどうとでも言える

それはそれとしてシャッターチャンス

・ミリセンから説明。部外者であると言い張っているのに部外者ではないと。んじゃここが物語の折り返し地点だ、ここからどんどん情報が開示されていって、本命は「じゃああの時の詩桜先輩はどんな気持ちでそうやって喋ってたの」って想像するところにありそうだな

・「もちろん、私から妃愛さんに相談はしました。ですが妃愛さんにとっての学園は『教室でのお兄様の様子を知りたいから通う場所』のようで」
→妃愛√に関わってきそうね


これよこれこれ、こうでなくては
ライター様ミリセンのこと大好きでしょ

・ようやくシーン1。常盤ァ…お前のシーン1やたら早かったなあ!?それはそれとして足もガン見していい場所じゃないぞ
・行為まで終わって華乃の家まで謝りにいくところ。この先輩、人の扱いを心得過ぎている
・ここのシーンのサブタイトルは『壇ノ浦の戦い』。歴史知識がオワっている私でもそのエピソードくらいは分かる。パイセンはさしずめ逆落としの義経か、電撃戦は戦の華よな
・カットが入って学園パート。お、お前は……!そう、高砂だな。憶えているぞああ当然憶えているとも。一瞬名字が出てこなかったなんてことは無い
・そういえばこの人将軍って呼ばれてたな。義経よりも頼朝だったか。いうて最近では暗君だったって説が出てるんだっけ
・己のファンボーイ達に向かって恋人公言!この人もしかして世渡り下手
・ゴーゴリとアッパレってなに
・3年生のギャルA!兄貴が半グレで中国に行ってる3年生のギャルA!なんだよオールスターか?


そのあたりの助詞の重複は気を遣うよね

→助詞に限らず、語尾の音や単語の重複は読んでても書いてても不快になるから、意図的でもない限り自分がやったら気付き次第取り除くようにしている。意識しながら書いたり入力したりは出来ないけれど、自分が不快に思ったという感性は信用に足るから有効活用している

「キツく言ってやらないと、残したくなるものだよ。書いた側はそれが必要だと思って書いてるからな」
→これは本当に耳の痛い話で……単に「お話」を書く分にはまだなんとか出来るけれど、たとえば業務としてメール書く時とかにこれが発生したことに気付くと「私は雑魚だ私は雑魚だ雑魚雑魚あほしね」ってなる
→とはいえ自分が他の誰かの書いた物を読む分には、基本的には書かれたものに対して全肯定の構えを取るのよね。何故なら「書いた側はそれが必要だと思って書いてるから」
→私は第一印象至上主義者。その人が無意識化で当然のように必要だと思っていて自然に紡がれたものなら、それはきっと必要なものなんだよ。たとえ最終的に全体の完成度を損なうとしても、それは必要な欠点だと思う。だから求められれば提案の範疇で指摘するけど、言われない限り殊更になにか言うことはしない
→例外としてはローコンテクストな文化やマニュアル(説明書・解説文)かな。それを読んだ人がそこに書かれている内容をそのまま理解出来ないとそもそも意味が無いものについては、理解する上で邪魔になるものは削った方が良いとして指摘する

「推敲とは付け足す作業ではなく、削る作業だと考えておけ。言いたいことを全部詰め込もうとして、勿体ない貧乏になるな」
→創作というのは文字通り創って作って生み出していく行為。本質的に「なにかが増える」行いなのよね。なにをするでもなく勝手に増えていくものだから、そこに手を入れるなら削って減らしてスリムアップを図るのが王道
→「やらなさ過ぎ」という問題は(やる気がある者の場合は)実はかなりレアケースなエラーで、ほとんどの場合は「やり過ぎ」だったりする。やる気が無い者や初心故にどうすればいいか不安で動き出せない者についてはそうとも言えないんだけれども。これは文章に限らず、なんらかの「成果」が発生するあらゆる行いについてまわることだと思ってる
・それはそれとして「言いたいことを全部詰め込もうとして、勿体ない貧乏になるな」については私は例外を知っている。1を語るための3や5、10を語るための12や20、100を語るための115や126については添削の対象になるかもしれないが、幾千の夜を越えてもまだ語り切れないような1000に対して、上限が100と見ている尺度では添削もなにもない。その溢れた900はただ無駄なのではなく「1000を語ろうとするには必要なもの」なのかもしれないよ

・行為後。お姉……お姉?
・あーあーあーやりますねこれはやりますよ。なに?自転車で飛ばせば10分?一級フラグ建築士ですか???これ事故るよ断言していい絶対事故る。こんなのほほんとしたBGM流してても無駄だからな、私はそういう展開が来るのを直感することには自信があるんだ。直感の自信ってなんだよ
→はい
→早い!早いよもうちょっと溜めるかと思ったらシャーッてきてドガーンッだったね!スピード感が伝わってきます
・赤兎馬に乗って方天画戟振り回す諸葛孔明、シンプルに見てえ
・病床の都合で2週間で退院させられての自宅でヤり始めるのこわいよー
・愛宕さんのキャラデザを所望します!!(凶悪な胸をお持ち)
・いうてミートソースパスタはソースが散ると染み抜きが面倒……って思ったけど洗うのもこの妹だから別にいいか(適当)
・シーン4かな?ここまで見てきて思うのが、詩桜√全体を通して華乃√の一枚絵と比較して光の当たり方が素敵ねって思う。シーンかどうかに限らずね。黒髪と発光体がデザイン上相性が良いのかな
・おや、ここでEDか


詩桜√、読了

・4シーン目、これは絵師様の”””癖”””が出てますね
・女性を拘束して横で蕎麦を打つ意味不明なビデオも世の中にはあるから……(あれ拘束してたっけ?)
・これ純粋に学術的な興味なんですけれど、腋下って皮膚が薄くて筋肉も無くて重要な血管が集中してるって理由で敏感なのかなって疑問を持ちました
・こいつ留年しやがった。先輩枠が意図的に留年して主人公と同級生になるってパターンはなかなか見るものじゃないな。なんか昔そういうのがあったような気もするけどもう記憶が


りりこさんのこういうとこ好き


 そういう感じで読了です。感想は……当初の予想通り「(多くの場合にイメージされる)キャラゲーらしからぬシナリオだった」でしょうか。話に関係ないとこだと作文論についても簡単に触れられてよかったです。私はあの手の約束事とか教本とかを全く有していないので少し新鮮でした。
 事故に遭った前後あたりからちょっと失速したかなと思いましたが、概ねよかったんじゃないでしょうか。シーンの方も(特にシーン4が)気合入ってて総合的に高めの評価です。
 次回はあすみ√をプレイする予定です。出来れば4月中に読み終えたかったのですが、他にも色々と積んでいることがあったり明日から繁忙期であったりとだいぶ怪しいです。幸いにして4月に始めたい某作品は来年の春あたりに持ち越すことが決まったので、とりあえず4月終わり目標で。
 では今日はこの辺りで。

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