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日誌百六十六日目


・業務日報(8)


 業務フロー表の作成中。

 クライアント(予定)の事務員さんとやり取りし、相互間のデータの流れを確認した上でExcelの図表に落とし込む。届書ごとにビミョーにフローが異なるせいで、逐一調整が発生してとってもとっても面倒くさいが、ここで一回作ってしまえば今後も使い回せるのでラクになるはずだ。

 といって、そもそもが半年以上先の話だし、業務開始以後も新規開拓する予定は当分ない。懐で温めているうちに陳腐化して使い物にならなくなる気もする。

 実際、最近は各方面で添付書類があれこれジワジワと減っており、マイナンバーの活用が進んで制度間の連携が密になれば、さらにその流れは加速するだろう。

 行政側だけでなく、申請する民間側でも効率化は急ピッチで進んでいる。クラウドだのなんだの。そう遠くない未来に、マイナンバーひとつ放り込むだけで粗方の手続きは済んでしまうようになるかもしれない。

 そうなりゃ三号業務以外の社労士業なんぞお払い箱なわけで、我ながら先行きの暗い業界にいるのだなあ。まぁ別にいいんだけど。

 世の中がより良く、より興味深くなる中で、お仕事のひとつやふたつが吹っ飛んだからって、そんなもんは必要経費ってやつでしょうよ。もともと労働なんて人生の一構成要素に過ぎないのだし。プラマイで言えば大幅にプラスなんだから、遠慮なくガンガンやっちゃってちょうだいな。

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