映像×地域の魅力とは

はじめまして!
青少年育成センターボランティアの てんちゃんです 😀。
今回は、横浜市を拠点として地域活性化のため活動されている
NPO法人「ちいき未来」「森 康裕」さんに
「地域とは??」というテーマで取材させていただきました。

~NPO法人ちいき未来とは~

ちいき未来さんは地域住民に向けて様々な「地域コミュニケーションづくり事業」を行っており、地域の方々との交流を盛んに行っている団体です。
この団体の最も大きな特徴は、「映像」というツールを用いて、地域と関わっている点にあります🌟 
例えば、

・小学生を対象にした映像ワークショップの開催 
・「わが町CMコンテスト」への出展                      

など、映像を切り口として、他にも多くの地域を巻き込むイベントを実施しています。

 ~地域とは何か~ 

皆さんが「地域を発信する映像」を撮影するとしたら、どのようなものをカメラにおさめますか??
きっと地域の特産物や名所を撮ろう!と思う方が多いと思います。      
しかし、森さんは「人」を中心に映像を撮ることを大切にしています。
地域は人が創る、地域力とは人の繋がりであるという思いがあるそうです。
地域住民にスポットを当てながら、映像の持つ発信力を活かし、人と人を繋げながら、地域の魅力を引き出していることが分かりました。

~映像は誰のためにあるのか~

「映像はマイノリティのためにある」 と森さんは言います。 
着想が自由で、物事の隠れている部分をさらけ出すことのできる映像は、
マイノリティの方が社会に訴えることのできる非常に有効なツールであると感じたそうです。
また、映像制作は作品そのものだけでなく、制作過程にこそ意味がある
森さんは考えています。
撮影許可を依頼したり、出演許可を取ったりと、映像制作はコミュニケーションを生み出します。
普段なかなか社会に馴染めていない人々も、
この過程によるコミュニケーションをきっかけに、自然と地域の輪に入り、社会の一員として思いを発信できるところが、映像の魅力であると教えてくださいました。                
このような思いから、
森さんは、保健室登校の子どもや不登校の子どもたちに、
映像ワークショップを開催し、マイノリティの方が社会に関われる
環境づくりにも力を入れています。

~森さんのお話から学んだこと~

何となく地域活性化に興味を持っていた私ですが、
今回の森さんのお話を聴き、
「地域とは何だろう」という原点に立ち戻る機会を得ることができました。

私の中で地域活性化=「観光業や交通網や商業施設の発達による賑わい」を
想像していましたが、それらの発達も人が支えている事、
地域住民の理解や連携によって成り立つことを改めて再認識できました。
地域活性化によって出来上がった建物や産業という
目に見えるものだけでなく、
地域活性化への過程で誕生する「繋がり」という
目に見えないものを構築していく必要があるのだと
理解を深める事ができました。


また映像というと、「作品の発信力」に注目しがちですが、
実は作る過程に魅力がつまっている事を改めて感じました。 
現在、映像を利用したプロモーションを行う自治体・団体も増えており、 ますます映像による地域活性化の効果が期待されます。私自身、今一度、「映像×地域」の取り組みについて深く学んでいきたいと思います!!!


そして!!!
皆さんの中に、「映像で行う地域活性を体感してみたいな」という方がいましたら!!
ちいき未来さんが主催される「よこはま商店街映像祭」というイベントが開催中です!!
応募期間は令和3年10月1日~令和4年1月20日まで、と
まだまだ時間がありますので、挑戦してみてはいかがでしょうか???                  詳細は下のリンクからご覧ください~🙏
https://chiiki-mirai.org/news/687

読んでいただき、ありがとうございました!!!



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