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職人から経営者になる方法

成功するにはやり方がある。
成功のレシピを手に入れよう
「起業の家」認定コンサルタント 
姉コンサル 君山純
 

みなさま、こんにちは^^
姉コンサル 君山純です。

20年前、私はエステティシャンとして起業をスタートしました。 1日5人のエステを担当し、施術代金と化粧品の販売代金が日々の売上でした。 当時、会社員からすぐに起業したので、何か資格が必要だと思い、日本エステティック協会の試験を受け、アロマセラピーの資格を取得し、私は職人として、格を上げ、さらに売上が伸びると期待しました。 ですが、実際はそんなことはありませんでした。 1か月100万円くらいの売上がありましたが、私は毎日が忙しく、お金もあまり残りませんでした。 


みなさん、これ、実は失敗事例なのですが、どうしてだかわかりますか??


ここで私なりに紐解いていきたいと思います。

 

この文章を読んでいる貴女は何を売る人ですか?

お菓子ですか?? 化粧品?? 雑貨?? 

カメラマン?? お教室の先生かしら??

そして、日々そのスキルを上げる努力をしていますか????

資格を取ったり、研修に出たり、勉強をしていますよね。

その努力、本当に素晴らしいと思います^^

好きなことで、得意なことで起業するってどういうことなのか??

ちょっと書いていきたいと思います。




私がやらかした最初の失敗と成功

私は大学を卒業したあと、全国に店舗のある大手の美容サロンを展開する会社に就職しました。 今でもテレビCMをやっている大きくて、強い会社です。 そこで、社会人としての在り方、美容施術の免許、接客のマナー、経理、会社の事務仕事、広報、マーケティング、など、会社員としてお給料をいただきながら覚えていきました。

結婚をして二人目の出産、育児休業を経て、会社を退職します。 そのときに、近所にあるエステサロンをみて、「ここでたまに働いて子育てするのもいいな~」と頭によぎり、そんな願いが叶ってか、そのサロンでアルバイトをするようになり、その数か月後に、自分でサロンを興すことになりました。

道具もある、知識もある、勇気もある、お金もまぁまぁある。 前にすすむことが楽しくてなりませんでした。

会社員時代、お客様の9割は生活に余裕のある方、経営者、医者、弁護士、芸能人やモデルさん、そんな方々に可愛がっていただきました。 一方で、一部の100万円、200万円と借金をしてまで美容にお金をかけるお客様をみてきて、胸を痛めていたのも事実でした。

起業したときの思いは、

どんな女性にも、平等に、この仕事を届けたい。

エステティックの素晴らしさを、全ての女性に知ってほしい!!という理念のもと、


フェイシャルコース 3000円 でコース提供を
スタートしてしまったのです!!


では、集客はどうしたか?? 

当時まだ普及していない、


インターネットを利用し、HPを作り、宣伝を行いました。 


朝の8時半〜夜9時まで、沢山のお客様に来店いただき、土日もほとんど休みがありませんでした。 私は子どもたちの教育資金やこれから建てるであろう住宅資金を沢山貯めよう!!家族のために頑張ろう!!と 0歳と3歳の子どもを保育園、ファミサポ、シッターさんを駆使して働き続けました。

結果、

3年後、重度の肺炎で10日間の入院をします。

そして、気が付きました。

働いても働いても、 
豊かな生活にはならないという事実に。

ここで、ちょっと話を整理したいと思います。

 

成功だった事例

 ① 自分ができること、そして、需要がある事業で、起業をしたこと

 ② いち早くHPを導入したことと、同じ時期にiモードがスタートし、集客に成功したこと。(サロンのある市に、エステサロンがうち1件という表示になっていたが、実際は5~6店舗あった)

 ③ 退職金を事業資金に充てることが出来たので、資金に困ることなく事業がスタートできたこと。

失敗だった事例

 ① 事業者として、全体の経費を考えずに、
値決めをしたこと。3000円のコースの場合の経費、原価の割合がよくなかった。

 ② お休みの確保をしなかった。 自分のような小さい事業はお客様の要望を聞いて新規を取得しななければ、と勝手に思っていた。

 ③ 自分が作業員(職人)として起業したので、経営面は赤字にならなければいいや・・くらいにしか思っていなかったこと。 

誰もが通る、起業のワナ

さて、みなさんにお聞きします。

みなさんも作業員(職人)として起業していませんか?? そして、もし、今の皆さんがかつての私と同じような状況であるならば、そろそろあなたの仕事を見直すときだと思います。

私はエステティシャンとして、一流であり、プロでした。 

しかし、私は事業者としては未熟だったのです。 結果、常に休みなく働き、日々の売上しか見ずに、身体を壊してしまいました。


ではそれを解決する方法は??

起業をして、自分のビジネスをすすめていくためには、

以下の「3つの人格」を貴女の中に取り入れる必要があります。


 【調和のとれない3つの人格】

  1. 起業家      変化を好む理想主義者

  2. マネージャー   管理が得意な現実主義者

  3. 職人       手に職を持った個人主義者

    

しかし、実際は私のような小規模事業者、個人事業主ほど、10%が起業家、20%がマネージャー、70%が職人タイプだといわれております。 最初の起業のとき、私は起業家だという自覚もなく、99%職人として事業をスタートしていたと、今だからこそ理解できます。

そして、残念なことに

この「職人」が事業の主導権を握っている場合、事業全体からすると、最悪な結果を招くことになるのです。 (実際に重度の肺炎で入院) 事業においては、職人が主導権を握るべきではありません。


では、どうやって、今の姉コンサルがあるのか、お話ししていきたいと思います。


実は、ものすごい遠回りをしました。(現在53歳)


最初のサロンは引っ越しをしたために、後輩へ事業を無料で渡しました。(37歳)

2件目のサロンは自宅サロンに。 0からのスタートでした。

チラシ、HP、口コミで顧客を開拓しました。

途中、美容関係の代理店を2店舗行いました。 これも結果は失敗です。安定的な黒字化はできませんでした。 なぜなら、私が職人気質だからです。

会社に契約社員で戻り、会社の組織や仕組みを改めて勉強する機会を作りました。(48歳)


今までの事業を全て手放し、改めて自分が今できることはエステしかない、と新宿にあるサロンに月に3回くらいでしたが、働きに行きます。 そこで技術を取得し、都会の真ん中での接客をし、自分を高めるために時間を使いました。 「会社員」「自宅サロンオーナー」「新宿のサロン丁稚」の3足の草鞋で働いておりました。(50歳)


ふと、ある日思いました。


こんな働いてばかりいる人生ってなんなんだろうって。 私が本当にやりたいことってなんだろう??って。


そういえば、エステに来るお客様は経営者が多くて、よく経営の話とかしているな。

私は自宅サロンで毎月結構な売上を立てているんだけど、その方法をよく聞かれたりしたな、。代理店のときも、必ず全国表彰などでステージに立つくらいの数字はやっていたんだけど、そのやり方とかもよく聞かれてたな・・・って。

私は商品をお客様に販売して、そのお客様の笑顔をみたり、仲良くなったり、そういうのが大好きで、現場にいるなって。

これを仕事にできないかな??と 「起業の家」に飛び込んだのでした^^

たまたまコロナ禍で、会社はお休み、お給料は保障、自宅サロンのお客様の9割はそのまま通ってくださっていて、(新宿のサロンは51歳で退職していました)


時間ができ、自分の事業をゆっくりと組み立て、
経営の勉強もしました。
古田徹さんと一緒に姉コンサルを作っていきました。


もし、タイムマシーンがあるなら、31歳の私に伝えたいことがあります。

起業するなら職人だけでいくなよ!って(笑)
3つの人格を持って事業に臨んでいたら、今頃、私は御殿の主です。 努力の方向がズレていたんですね。 


20年遠回りをしていたんですよ・・・時間は戻りません。

 

2021年1月〜姉コンサルが誕生してからの1年間、がむしゃらに働いておりました笑。 性分だと思います。 でも、悪いことばかりではありません。 沢山の生徒さん、単発で私の商品を購入くださった起業初期、あるいは、起業していても会社員と平行している方、10年以上売上が30万以上ない方、今数えたのですが、100名以上の方と対話した結果、見えたことがありました。

この経験を踏まえて、今、「姉コンサル」をさらに変化させていっております。


同じ失敗はしないように^^ 

次は貴女の話を聞かせてくださいね。  
姉コンサル60分相談 2200円➡ 無料!!





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