第36話 本日のテーマ『CITES』
マグカップまでアロワナです。好きな物に囲まれて生活する…とっても大事です。周りに言われる…周りが持っているから…周りの目を気にして周りに合わせて物を買ったり…周りの価値観に合わせて物を買う…そのお金の使い方は、幸せですか?行橋で一生懸命アロワナ育ててるアロワナ大好きなkeitaroo(@keitaroo)です。
さて、いよいよスタートです。龍魚推進計画。かなりニッチで需要がない事は、承知の上です。あと、興味のない方は直ちに他の方のnoteを見て下さい。時間がもったいないです。時間は、全人類に平等です。大切な時間を興味がない事に費やすことは…もったいない。
1分だろうが10分だろうが費やした時間は、戻りません。1分無駄に費やす…365日…すると…どうでしょう?すごい時間です。この時間を趣味や好きな事や家族との時間に費やした方が有益です。
『1日、2時間ダラダラとボーっとテレビを見ると2万9200時間の無駄』
千田琢哉さんの本に書いてありました。
前置きが長くなりました。このくらい書いておかないと無駄な時間に付き合わせては、申し訳ないので…ここまで読んだなら…龍魚(アロワナ)に興味をもったもしく本日のテーマ『CITES』とは、何だろう?と思った方だと思います。
アロワナを知る前に知っていてほしい事です。
…CITES…皆さんご存じでしょうか?
簡単に日本語で言うと『ワシントン条約』です。
ワシントン条約(Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約))は、自然のかけがえのない一部をなす野生動植物の一定の種が過度に国際取引に利用されることのないようこれらの種を保護することを目的とした条約です。
※経済産業省HPより引用https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/index.html
ワシントン条約=サイテス
アルファベットの頭文字をとってCITES(サイテス)。ちなみにアメリカのワシントンで1973年3月3日に採択され、1975年に発効されたのでワシントン条約と言われています。
このワシントン条約の中(第2条 基本原則)に条約附属書Ⅰ、Ⅱ、Ⅲがあります。
条約附属書Ⅰ
絶滅のおそれのある種であって取引による影響を受けており又は受けることのあるもの。原則商取引は禁止。
条約附属書Ⅱ
現在必ずしも絶滅のおそれのある種ではないが、その存続を脅かすこととなる利用がなされないようにするためにその標本の取引を厳重に規制しなければ絶滅のおそれのある種。保護が必要とされる種。
約附属書Ⅲ
いずれかの締約国が、捕獲又は採取を防止し又は制限するための規制を自国の管轄内において行う必要があると認め、かつ、取引の取締りのために他の締約国の協力が必要であると認める種を掲げる。他の参加国に規制の協力を求めている種。
小難しいですね…CITESについては、こちらのサイトを確認したほうがデータもたくさんあり分かり易いですww
すみません…
ひとつだけ覚えていてほしい事があります。
『附属書に掲載された生物は、はく製や加工品などすべてが対象』
法律なので…知らないではすみません…
ここまで他のサイトも使わせてもらい見て頂いたと思います。
何が言いたいかというと…
アロワナの中でアジアアロワナは、ワシントン条約の対象生き物です。
しかも分類されているのはⅠ種です。
『特に絶滅が危惧されている種』
・学術研究を目的とした取引は可能
・輸出国・輸入国双方の許可書が必要
一般家庭にいますよね??私の家にもいます。
なぜ?
現在、日本に輸入される全てのアジアアロワナは養殖第2世代(F-2)以降の個体なのです。自然下にいるアジアアロワナは絶滅の危機に瀕していますが、養殖個体は順調に増えており商業的な取引が可能になっています。
アジアアロワナが一般家庭に来るまで色々な困難を超えてきています。
①個体識別のためのチップの挿入。
現地で魚に挿入➡個体識別が可能状態➡専用のチップを読み取る機械でチップナンバーを読み取る事が出来る。
②登録票の変更手続き
日本国内でアジアアロワナを飼育するにあたって必要なのは、この登録票。(登録票なしでの飼育は犯罪になります)
※神畑養魚株式会社HPより引用
登録表手続きに関するQ&Aは、環境省HPにありましたので参照下さい。
私自身、小さい頃から熱帯魚が好きでした。昔に今はなきペットショップでアロワナを見て飼育してみたいなぁ~…と思っていました。後、分からないと思いますが…ボクシング漫画『はじめの一歩』で木村達也というキャラがいまして…ペットがシルバーアロワナでした。そのアロワナに餌を与える時、そのアロワナが水面より高く飛び上がり餌を捕らえる様を見て技を閃いたシーンは、大好きでした!
アロワナ…興味がない方には、魚ごときかもしれません。
私の妻もつくづく言っています。私には、価値は分からない…
でも、一つだけ分かってほしい。養殖で身近に感じています。しかし、野生の個体は絶滅危惧種です。この矛盾した状況。
現地では、昔は食用でよく食べていたそうです。その後、価値が出てきて乱獲され数を減らしました。
私達の身の回りでは、あまり感じませんが事実起こっている真実です。
そして、古代から姿形を変えずに生きています。
その魚を家でありがたいことに飼育できます。
私は、魚を通して子供に伝えたい。
絶滅危惧種について…アロワナをめぐり人間同士の事件…
遠く離れた地から家に来た我が子
もし少しでも興味を持っていただけると幸いです。
ちなみに、日本に身近な黒メダカも数が激減しています。身近でも減っていつ生物がいる事を知っていて下さい。
これからもアロワナに関して定期的に更新します。どうしても長くなると思います。あくまでもアロワナを飼育してみたい・興味を持ったと感じた方に少しでも役に立てればと思って書きますのでご理解下さい。
宜しくお願い致します。
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