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AC6対戦のマニュアル射撃


Steam版AC6のシングルランクマッチでSランクが取れた記念もかねて。
毎月一回は更新しようと思ったら半年ぐらい間が空いて年を越してました。

というわけでSランク達成記念も兼ねて、AC6対人で最近活用するようになったマニュアルエイムモード(以下、マニュアル射撃)について自分が思ってることを何点か。

ちなみに私はゲーム発売直後からキーボード&マウス(以下、キーマウ)でプレイをしている。



マニュアル射撃とは

画像左が通常時、右がマニュアルモード

マニュアル射撃は「ターゲットアシスト」キーを長押しすることで発動する第3のロックオンモードで、機能しているときは中央インジケーターの両脇に] [のような枠が現れる

この状態は射撃系武器のロックオンが一切利かない、いわゆる「ロケ撃ち」モードであるのだが実はミサイルといった誘導系については通常通りロックオンが可能になっている。

なお、マニュアル利用についてはOSチューン開放が必要

マニュアルにすることの利点

アーマードコアというゲームは原典となるPS1時代からロックオンによる予測射撃というものが存在し、これにより基本的にはロックオンしたほうが高い命中精度を期待できるのだが予測先に弾を送り込む性質を利用した回避方法も当初から存在していた。

AC6においても例外ではなく基本はロックオンしたほうが良いのだが、今作はクイックブースト(以下、QB)を利用した回避行動やジャンプと落下などの加速度利用による回避などが存在し、全体的な弾速の遅さも相まって意外に信用できない場面も多い。

そこで判定の広い武器、爆風による広範囲ダメージが期待できる武器で回避&防御行動を潰してしまおうという攻撃手段が得られるようになる。

さらに射撃系武器であれば本来鳴るはずのアラートが出ないという利点もある。

一度ナーフされたがそれでも強い&環境変化で地位も上がったネブラ

ではマニュアル射撃に適した武器は何かというと、有名どころではプラズマライフルの「IA-CO1W1:NEBULA」通称:ネブラだろうか。

広範囲に爆風でダメージ判定がある武器は肩キャノン系にもいくつか存在するが、ネブラの利点はチャージショットによる確定オバヒがなくジェネレータもEN武器適正最高の「VE-20B」を乗せればチャージ時間も1.4秒未満と回転率が高いのも強みとなる。

本稿ではこのネブラによるマニュアル射撃を前提に書いていく。

EN武器の相棒VE-20B、通称:150ジェネ

マニュアルの戦い方&使いどころ

マニュアル射撃を活用するタイミングであるが、これは技術次第でいくらでも広げられると思うが一応現実的なところとして

・開幕直後の初動
・上空からの爆撃
・オブジェクト裏に籠った相手への爆風当て
・ABで攻めてくる相手に地表撃ちで爆風当て
・至近距離で張り付かれた際の地表撃ち

大まかにはこんな感じになるかと思われる。
これら上記5点の要素を一個ずつ説明していくと


①開幕直後の初動

これは読んで字のごとく、開幕のお立合い直後に撃つもの。
MAPにより多少タイミングは前後するが、初動の甘い動きをする相手には比較的刺さりやすくランクマでよく出る汚染市街-Bなどでは、林の裏から撃つようにすると割と奇襲が成功しやすい印象。

マニュアルに限らず攻撃する以上、ダメージを期待したいところだがこのタイミングの真意は「相手の初動を鈍らせる」ところにある。

当てずっぽうに撃つのはともかく、ある程度精度を持ったネブラが飛んでくるのは相手からしたら回避するか射線上から退避するしかなく初動の位置取りにおいて、特に距離を潰そうとする場合に時間稼ぎ=距離を離しやすくなる


②上空からの爆撃

これは高所を取ったときに相手が地表付近の場合、どうしてもミサが主軸になりやすく射撃系が腐りやすいため。

地表に当たれば確実に爆風フェーズに入るため効果範囲が計算しやすいのと
①の開幕と合わせて行うのも割と効果的。

ここに関しては特に有効な場面というより、腐らせるくらいならとっとと撃ってダメージが入ればラッキーぐらいな気持ちで。


③オブジェクト裏に籠った相手への爆風当て

オブジェクト形状にだいぶ左右されるが、比較的小さめの建物裏や屋根付きなどでは十分に射角調整で打開可能なタイミング。

この時、スキャン範囲が広い頭を使っていると割と安全圏から相手位置が可視化できマニュアル射撃の送り先を調整しやすく戦いやすくなる。

ミサイル系は変わらずロックオンできる利点も活用し、ネブラ回避の飛び出しけん制として誘導系→ネブラと撃つと相手は結構嫌がるかもしれない。


④ABで攻めてくる相手に地表撃ちで爆風当て

AB中はブースタ関係なく高速リロードでのQBが可能なため、一定以上の相手になってくると単純に撃つだけでは比較的回避されやすいが地表に撃つことで相手を爆風内に納めてダメージを取ってしまおうという撃ち方。

相対距離にもよるがネブラ一本持ちでも少なくとも一発撃って、最接近する頃にはチャージ完了してる場合が多いのでもう一発当ててダメージレースでアドを取らせにくくできる。


⑤至近距離で張り付かれた際の地表撃ち

これは④とリンクする撃ち方でもあるが、過去作では自機にもダメージ判定があった爆風がAC6ではダメージ判定がないためノーリスクで自爆攻撃が可能になっている。

中二以上ならロックオン撃ちでも比較的当たるが、軽二とかになってくると素の速度+QBで振り切ったりしてくることも多いので回避される前に攻撃判定でダメージを与える撃ち方。

場合によってはAB射撃で攻めてくる相手に横QBですり抜けるところをグレバリアで打開するというテクニックもある。


マニュアルは使えた方がいいのか?

これに関していえばゲームパッドでプレイしてるのかキーマウでプレイしてるのかで大きく話が変わってくると思われる。

基本的にゲームパッドはエイムアシストとの親和性が高く、特にAB攻めでの柔軟性が高いので攻め機運用は非常に強力となってくるが、対するキーマウは工夫次第でいけるらしいがマウスを待ったく動かさずエイムアシストを利かせ続けるのが基本不可能なので、どうしてもアシストOFFでの戦闘を余儀なくされる。

そこでマウスの利点はというと素早くピンポイントで対象を捉える操作体系にあり、射角を柔軟に動かしやすいことからマニュアル射撃を扱えるようになると攻撃手段にレパートリーが増やせる事となる。

マニュアル射撃の性質上、自分で予測射撃を行えるため習熟次第では「相手の回避先」を予測して攻撃も不可能ではないので限界性能がかなり高い体系であるとはいえる。

とはいえ全体的な弾速の遅さや射撃タイミングのディレイなど、そもそも止まっている相手に当てるのすら苦労するところから始まり、非常に高難度な操作であるのは間違いないという所で終わりたいと思う。

それでは( 'Θ')

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