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キズナ産駒

来週新潟でおこなわれるGⅢ関屋記念にキズナ産駒でNHKマイル2着馬ソングラインが出走するのでキズナ産駒の特徴について解説。

キズナ 血統表

まず父はディープインパクト。その個性を引き出すかのようにダービーでは大外一気で決めた。
母はファレノプシスを輩出したキャットクイルだが、母父がStormCatで
ディープ×StormCat(仕上がりの早い米国色)のニックス配合。
その母父にダートでスピードの持続力を補ってくれるダマスカスが入っている。
イメージとしてはディープインパクトに馬力をより与えた血統といったところだろうか。なのでダートで狙える牡馬も多い。

キズナ産駒の特徴
・牡馬の芝からダート替わりが狙い目(中距離)
・牝馬は芝でこそ!そして、母父が米国血統が良い。
・距離延長は大歓迎。
・母系によってさまざまなタイプが出る。
・上がりのかかる馬場でこそ。

キズナ産駒の特徴として牡馬はパワータイプが出やすく、牝馬は切れ味特化の馬が出やすい。
なので牡馬の力のいる芝やダート替わりは歓迎。
ダートでの成績を見てみると
牝馬の成績が

キズナ 牝馬 ダート

牡馬の成績が

キズナ 牡馬 ダート

このように回収率をみても勝率をみても牡馬のほうが非常に優秀。
距離も米国スピードタイプのダート血統が強いレースよりも1800が抜群に良い。(1800、1700と親和性のある1400も相性が良い)

キズナ ダート 距離

牝馬は芝でこそ

芝での牡馬の成績

キズナ 牡馬芝

一方で牝馬の成績

キズナ 牝馬芝

しかも牝馬は瞬発力に持ち味が出るので、東京や新潟の相性もよい。

距離延長に関して

母系のダマスカスが距離延長に強かったのを引き継ぎダート替わりでの距離延長を主に、距離延長も問題ない。
ディープボンドやシャムロックヒルも距離短縮よりも距離延長のほうが良い成績をだしている。

母系

母系に短距離志向の強い馬が入れば、その個性を引き継ぎ短距離で活躍する馬も出てくると思う。


ディープボンドはキズナの影響を盛大に受けた馬で、上りのかかる馬場で距離延長が向く。
ソングラインは母父がシンボリクリスエスなので、スローの瞬発力勝負よりは高速馬場でスピードを持続する能力に長けているタイプだと思う。

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